2014 MotoGPレポート 第1戦 カタール
- 掲載日/2014年03月27日【DUCATIサーキット情報局】
- 特別協力/Ducati Japan プレスリリース/2014年03月24日
MotoGPで活躍するドゥカティ・チーム。メーカー発信のレポートをフォトギャラリーでご紹介します。
2014 MotoGP #01 Qatar(2014.03.23)
ドヴィツィオーゾとクラッチロー
2014年開幕戦を5位、6位で完走
2014 MotoGP 世界選手権の第1戦となるカタール GP が、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。ドゥカティチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとカル・クラッチローは、それぞれ開幕戦を5位と6位で完走した。
前日の予選で4位につけ、2列目からスタートしたドヴィツィオーゾ。序盤は小競り合いのために順位を落とす場面があったものの、2名の上位ライダーがクラッシュする一方で、ドヴィツィオーゾはコンスタントに走行し、最終的に5位でフィニッシュラインを通過した。
チームメイトのクラッチローは、デスモセディッチ GP14 でドゥカティ移籍後の初レースに臨んだ。英国出身のクラッチローは、予選8番手で3列目からのスタート。だが、序盤にトランスポンダーにトラブルが発生し、レースに影響が出た。さらに終盤にトラブルが悪化、ラスト数周は非常に困難な状況で走行したもの、最後まで粘り抜いて6位でチェッカーを受けた。
RIDER’S VOICE
アンドレア・ドヴィツィオーゾ/5位
「今回のリザルトのうち、特にポジティブな部分に目を向けるべきだろう。チャンピオンシップを考えると、5位というリザルトには大きな意味がある。同時に、我々にはウィナーとの差を削り取るという目標がある。昨年と比べて、ほぼ半分に差を詰めることができた。これも重要な事実だ。アンダーステアが解消されず、レース・パフォーマンスに影響が出ていることも事実だが、これまでの進捗状況には満足している。ただし、今後もハードワークを続けてマシンをレベルアップさせなければならない」
カル・クラッチロー/6位
「ほろ苦さが残るレースだった。6位完走は良い結果だ。ウォームアップ中にクラッシュしてしまい、メカニックにいらぬ苦労をさせてしまった。彼らのハードワークに感謝したい。レースに関しては、5周目以降は電装系にトラブルを抱えていた。トランスポンダーが機能せず、ダッシュボードがオフになってしまい、マシンの挙動もおかしくなった。ただし、中盤まではアレイクス(エスパルガロ/フォワード・ヤマハ)やドーヴィ(ドヴィツィオーゾ)と互角に渡り合えた。その後はトラブルが悪化して苦戦を強いられた。とはいうものの、しっかりと完走できたことが大きな収穫だ。悪くない開幕戦だと思う」
ルイジ・ダッリーニャ/ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャー
「ウィンターテスト中に確認できていた進化が今回のレースで改めて確認できた。これは大きい。上位陣とのギャップも、昨年からかなり縮まった。しかし、本来の場所に戻るにはまだまだやるべき仕事は多い。このプロジェクトを継続させることが重要だ」
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