2013 MotoGPレポート 第13戦 サンマリノ
- 掲載日/2013年09月19日【DUCATIサーキット情報局】
- 特別協力/Ducati Japan プレスリリース/2013年09月17日
MotoGPで活躍するドゥカティ・チーム。メーカー発信のレポートをフォトギャラリーでご紹介します。
2013 MotoGP #13 San Marino(2013.09.15)
ドヴィツィオーゾとヘイデン
サンマリノで8位と9位
サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ GP は、ドゥカティ・チームにとって厳しいレースとなった。3列目と4列目からスタートしたアンドレア・ドヴィツィオーゾとニッキー・ヘイデンは、それぞれ8位と9位でチェッカーを受けた。
グリッドポジションとミサノ・ワールド・サーキット特有のレイアウトにより、スタートに手間取るのではないかと予想されたが、案の定そのとおりのレースとなった。しかし、両者は序盤に複数のライバルを攻略し、チームメイト同士の8位争いを展開した。28周のレースが終わった時、ドヴィツィオーゾが8位、ヘイデンが9位となっていた。
ドゥカティ・チームは、9月16日もミサノにとどまり、IRTA 公式テストに参加する。
RIDER'S VOICE
アンドレア・ドヴィツィオーゾ/8位
「この結果では満足できない。スタートでミスを犯した。目の前のエスパルガロ(ART)がフライングしたため、リズムを乱されてしまった。複数のポジションを落とした挙げ句、低速コーナーでマシンがひしめき合っていたために数秒のタイムロスを被った。おかげで序盤の数周はかなり厳しい戦いを強いられた。その後、リズムが掴めたので、ニッキー(ヘイデン)をオーバーテイクすることができたうえ、ペースアップすることもできた。ただし、もっと上位に近いポジションで戦えると思っていただけに、今回の展開と結果には悔いが残る」
ニッキー・ヘイデン/9位
「厳しい週末だった。その状況は今日も変わらなかった。特にエスパルガロがフライングした時は、その動きが視界の隅に入ってしまい、自分のアクションが若干遅れた。第1コーナーまでに複数のポジションを失ったが、すぐにいくつか取り戻すことができた。その後はタイトコーナーやブレーキングに手こずり、厳しいレースを強いられた。ドーヴィ(ドヴィツィオーゾ)とバトルしたが、バックストレートエンドでリアグリップを失い、コースアウトしてしまった。その後の数周は単独走行となった。今回は、スタートとレース中、二度のミスを犯した。どちらも痛手となった。今週は一貫してペースが上がらなかった。チームがハードワークを続けているだけに、この結果は残念でならない」
ベルンハルト・ゴブマイヤー/ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャー
「フリー走行は良かったものの、結局失望感の残る週末になってしまった。フリー走行では、かなり良いセットアップが見つかり、リズム良く走れていた。予選が良くなかったので、スターティンググリッドも良くなかった。しかも複数のポジションを落としてしまい、そのリカバリーもできなかった。第2グループと遜色ないペースで走行できたものの、ギャップが開きすぎていて対抗手段はなかった。明日は複数のアイデアを試してみるつもりだ。来年のマシン開発に役立つデータが収集できるだろう」
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