モンスター821ダーク
エンジンやシャシー構成はモンスター821と同一だが、燃料タンクとサイドカバーにマットブラック、フレームとホイールもブラックをまとうモンスター821ダーク。シンプルなカラーリングがモンスター821の魅力をグッと引き立てている。
1993年に登場したモンスターは、空冷SSのエンジンを851系フレームに搭載したスポーツネイキッドだった。ピュアスポーツバイクメーカーとして培ってきたドゥカティのイメージを一新したモデルだ。その後、進化と熟成を重ねて第4世代となったモンスターは、水冷Lツインエンジンを搭載して2014年に登場。モンスターファミリーは『モンスター1200/S』と『モンスター821』と、排気量の異なる2バリエーション構成となった。
エンジンのほかにスイングアーム形状にも違いがあるものの、どちらにも共通しているのはドゥカティらしいスポーティさを誰もが味わえることで、街乗りはもちろんのことサーキットでのスポーツ走行も楽しめる。いずれのモデルにもシート高の調節機構、3種から選択できるライディングモード、ABS、DTCが標準装備され、最新電子制御テクノロジーによるファンライドと安全性を確保している。
2015年モデルは主要諸元に変更がないものの、それぞれに『ストライプ』が加わり、モンスターファミリーは6モデル展開となっている。
エンジンやシャシー構成はモンスター821と同一だが、燃料タンクとサイドカバーにマットブラック、フレームとホイールもブラックをまとうモンスター821ダーク。シンプルなカラーリングがモンスター821の魅力をグッと引き立てている。
排気量821ccの水冷『テスタストレッタ11°DS』エンジンを強度メンバーとするトレリスフレームはモンスター1200と共通の仕様だが、モンスター821は両持ち式スイングアームを採用するほか、オイルクーラーが省略されており、軽快感のあるスタイリングが特徴だ。
2015年からラインナップされた新モデル。フロントフェンダー、燃料タンク、シングルシートカバーにホワイトのストライプが描かれる専用カラーとなっており、ビキニカウルも標準装備。さらにフロントフォークがフルアジャスタブルタイプに変更される。
第2世代となる排気量1,198ccの水冷テスタストレッタ11°DSエンジンをコンパクトなトレリスフレームに搭載。前後フルアジャスタブルサスペンション、フルカラーTFT液晶メーター、3種のライディングモード、ABS+DTC(セーフティパック)装備のスタンダードモデル。
モンスター1200をベースに前後ともにオーリンズ製となるフルアジャスタブルサスペンション、ブレンボ製のM50フロントブレーキキャリパー、カーボンフロントフェンダー、専用デザインとなるY字3本スポークホイール、LEDウインカーなどのハイグレードパーツを装備。
レッドの車体色にホワイトのストライプをあしらった2015年の追加モデル。外装パーツにはビキニカウルが追加されるほか、カーボンベルトカバー、ドゥカティパフォーマンス製のライセンスホルダーが装着され、スポーティなイメージをさらに強調する。