【DUCATI試乗インプレ記事】2015年の人気ランキング
- 掲載日/2015年12月24日【トピックス】
スクランブラーシリーズや1299パニガーレシリーズなど、2015年も次々と新型車をデビューさせたドゥカティ。それに合わせて、VIRGIN DUCATI.comでも試乗インプレッション記事を掲載してきました。2015年1月から12月までの1年間で、試乗インプレがよく見られたモデルをランキング形式でまとめましたので、ご覧ください。
依然として2014年モデルの人気が高い一方で、2015年8月に発売されたばかりのムルティストラーダ1200Sが追い上げてきていることにも注目したいですね。
第5位 モンスター821
掲載日/2014年10月22日
シリーズのフラッグシップとなるモンスター1200/1200Sの日本国内デリバリーが開始されたのはつい3カ月前のこと。そして今回、後を追うようにミッドサイズの水冷モンスターがその姿を現した。ハイパーモタード/ハイパーストラーダと共通の排気量821ccテスタストレッタ11°エンジンを搭載するモンスター821のフレームもまた、軽量化と高剛性化を図るためにエンジン自体をストレスメンバーとする手法が用いられ、マッシブなイメージを醸し出す大容量燃料タンクなど、モンスター1200との共通点は多岐にわたる。
第4位 ムルティストラーダ1200S(2015)
掲載日/2015年8月17日
近年ずっと群雄割拠と言える状態が続いている大排気量マルチパーパス/アドベンチャーツアラー市場。そんな中で、他メーカーとは異なる独創的な手法を随所に投入し、世界中のライダーから支持を集めているのが、ドゥカティが2003年から販売を開始したムルティストラーダシリーズだ。もっとも、同じ車名を冠していても、エンジンが空冷2バルブだった初代/2代目と水冷4バルブエンジンを搭載する3代目以降では、ムルティストラーダのキャラクターは微妙に異なっている。
第3位 モンスター1200S
掲載日/2014年7月23日
伝統のトレリスフレームにSS系の排気量904cc空冷エンジンを搭載し、倒立式フロントフォークで武装。そしてこのスポーティなパッケージングをフェアリングレスのネイキッドモデルとして仕立てる。こうして登場したモンスターには世界中が驚嘆した。今では各メーカーが同様のスポーツネイキッドをリリースしているが、ドゥカティは2014年の現在から遡ること22年前の1992年にこれをやってのけたのだ。
第2位 スーパーバイク1299パニガーレS
掲載日/2015年6月19日
2015年度から販売が始まる1299パニガーレ/Sは、1988年型の851に端を発するドゥカティ・スーパーバイクシリーズの最新作である。と、サクッと書いてはみたものの……、27年前に851がデビューを飾った際に、このシリーズの排気量が1.5倍以上に拡大され、最高出力が2倍以上(102psから205ps)にまで向上することを想像できた人は、世の中にいないのではないだろうか。
第1位 スクランブラーアイコン
掲載日/2015年7月10日
1950年代、アメリカでは砂地や荒地を走るスクランブルレースが盛んに行われていた。とはいえ、オフロードバイクはまだ存在せず、オンロードバイクのハンドル、タイヤ、マフラーなどを変更した車両を用いるのが主流であった。そんなカスタムが一般でも流行していた時代に、バイカーたちの好みを反映するモデルをアメリカのドゥカティディーラーから要請され、ドゥカティは“イタリア生まれのアメリカンバイク”であるスクランブラーを誕生させたのだ。