2009年EICMA最新情報 ムルティストラーダ1200発表!
- 掲載日/2009年11月13日【トピックス】
- 取材協力/Ducati Motor Holding S.p.A
写真/Ducati Motor Holding S.p.A、DUCATI BIKES編集部 文/VIRGIN DUCATI編集部
ついに発表されたムルティストラーダ1200。
ついに発表された新型ムルティストラーダ
水冷エンジン+電子制御で4つの性能を一つに
2009年11月10日から15日にかけて、イタリアはミラノで開催されている世界最大級の2輪ショーであるミラノショー(67th international bycycle and motorcycle exhibition 2009 )から、ドゥカティの最新モデル情報が到着しました。今回ワールドプレミアとした発表された注目の1台は「ムルティストラーダ1200」。以前より欧州各地の2輪メディアによりスパイショットが届けられていましたが、ついに正式発表となりました。
新しくなったムルティストラーダ1200は、心臓部にスーパーバイク1198の“テスタストレッタエボルツィオーネ”をベースとした、“テスタストレッタ11°”を搭載、水冷化されることで110.3kW(150hp)/9,250rpmという、前モデルの1.5倍のパワーを発生。また、「4つのバイクを一つにする」というコンセプトのもと、ライドバイワイヤ、電子制御式サスペンション、トラクションコントロール、ABSなどを導入。手元のボタン一つでスポーツ/ツーリング/アーバン/エンデューロという4つのモードを自在に切り替えることが可能となっています。それぞれのモードは特性にあわせてエンジン出力からサスペンション設定までコントロールするという先進的なものとなっているのが特徴。また、車重も標準モデルで189kgと、欧州で人気が高いツーリングモデルの中でも非常に軽量となっており、このクラスの新たなベンチマークになろうとする意気込みが伺えます。
その他としては、電子キーの導入によるキーレスエントリー、電子制御サスペンションのモード選択(ライダーのみ/荷物積載/パッセンジャー有/パッセンジャー+荷物積載)を備えるほか、ラインナップとしてカーボン外装などを導入したスポーツエディションと、ケースを標準装備したツーリングエディションを設定。オプションでガーミン製ナビゲーションシステム、タイヤ空気圧モニター装置などこれまでに無い豊富なアイテムが用意されています。日本導入時期や仕様などのアナウンスはまだありませんが、分かり次第バージンドゥカティでも続報をお届けいたします!
フォトTOPICS(写真点数/11枚)
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