SPORT CLASSIC
- 掲載日/2017年03月06日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『VIRGIN DUCATI』 Vol.06(2015.05.30発行)
ワンピースのエクステリアで
個性を演出したトラッカー
アヴァンギャルドなドゥカティを製作するリバイバル・サイクルズ。これまでも様々なカスタムドゥカティを手がけているがこのPYROと名付けられたマシンは、スポーツクラシックに彼らの世界観を凝縮した珠玉の1台。フレームはSTDをベースにシートレール部分をワンオフ、クロームメッキを施すことでトレリスフレームの美しさを際立たせた。品の良さを感じさせるタンク&シートは、フレームラインを生かす形状にワンオフ。現代的なカフェレーサーを作り上げた。
一方、上の写真のThe Fifteen Hundredと名付けられたマシンは650SLパンタがベース。オーナーは、欠品だらけの不動車を1500ドルで手に入れ、カスタムをオーダーしたのだ。彼らはベース車を全バラにしてフォルムを検討、シートレール&シートを新規製作したほか、外装の大半はストリップし、エンジンの黒塗装もすべて剥離。こうして廃車同然だったパンタが、ストリートバイクへと姿を変えた。この車両は今後足周りにも手を入れるとか。
彼らの作品を見ると、ドゥカティのストリートカスタムにはまだまだ可能性が残されていると感じられるはずだ。
カスタムの詳細をチェック!
STDでは大柄なタンクが被せられているPYROのSportClassicだが、フレーム幅に合わせたタイトなワンオフアルミ外装にチェンジすることで、美しいパイプワークが楽しめる。STDの良さを生かしたカスタムと言える。フロントフォークはSTDだが、アウターのゴールドアルマイトを旋盤で削った後にポリッシュをかけている。マフラーはスイングアーム形状を生かしたワンオフ品。輪切りパイプの溶接を駆使して製作している。
元は不動車だったパンタを大胆にカスタムしたThe Fifteen Hundred。一番の大加工は、シート下のフレームをカットしてシートレールを作り直したことだ。そこに載せられたシートはバックスキンを貼り込んだ上質なもの。タンクはSTDをベースに加工したほか、エンジンは全バラ後にフルリビルドされ、ワンオフマフラーをセット。今後は足周りのモデファイが予定されている。
取材協力
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