モトGP直系の4気筒エンジンを搭載するパニガーレV4が東京でお披露目
バイクユーザーお待ちかねの第45回東京モーターサイクルショー2018が、去る2018年3月23日(金)〜25日(日)まで東京ビッグサイトで開催されていたわけだが、ここではドゥカティブースのレポートをお届けしよう。今年の開催期間中の総来場者数は14万6,823人を記録し、ドゥカティブースも大盛況! 中でも最大の注目モデルは昨年のEICMAで発表されたモトGP直系の4気筒エンジンを搭載する初の量産型ドゥカティであるパニガーレV4だ。ブースの中央にはパニガーレV4の外装が取り払われたスケルトンモデルも展示され、来場者の人垣ができていた。さらにモデルチェンジが行われた新型ムルティストラーダ1260Sにスクランブラー1100など見所満載!
またショー開催初日の23日(金)12時から行われたドゥカティジャパン代表取締役のマッツ・リンドストレーム氏によるプレスカンファレンスでは世界的に好調な業績の発表と、ニューモデルのプレゼンテーションが行われた。
ドゥカティの本国イタリアで開催されるEICMAでのブースと同じイメージで、レッド&ホワイトを基調にしたクリーンなイメージのドゥカティブース。
注目のパニガーレV4Sを前に行われたドゥカティジャパン代表取締役のマッツ・リンドストレーム氏によるプレスカンファレンス。
ドゥカティの代名詞と言えるL型2気筒ではなく、モトGPマシンと同形式のV型4気筒エンジンを搭載する新型パニガーレV4S。
5インチのTFT高解像度フルカラーディスプレイにシャープな形状の立体的なシートカウル、専用開発されたブレンボ製キャリパー、サスペンションは前後オーリンズ製の電子制御式が取り付けられている。
フロントフレームと名付けられた新設計のアルミ鋳造フレームがよく見えるパニガーレV4Sのスケルトンモデル。
初代モンスターの登場から25年経過したことを記念してアップグレードされた新型モンスター821。ネイキッドレーサーのセグメントに新たな旋風を巻き起こす!?
新型ムルティストラーダ1260S。搭載される電子制御セミアクティブサスペンションにより、快適性と走る楽しさを両立する方向でセッティングされている。
フィット感の高い上質なシートに、機能的に配置されたコックピットのスイッチ類、可変バルブタイミングを装備する1260のエンジン、6軸センサーで走行に応じた減衰圧特性を生み出すザックス製ショックユニット。
新型ムルティストラーダ1260パイクスピークも展示。鍛造ホイールにカーボンファイバー製コンポーネントで軽量化を実現している。
モンスター登場25年周年を記念した「#モンスター25」キャンペーンを4月1日まで実施中!
写真を撮ったり、展示車両に跨がったりと、多くの来場者で賑わいを見せるドゥカティブース。
イエローを基調に構成されたドゥカティブース内のスクランブラーエリア。こちらの目玉は新型スクランブラー1100だ。
旧モデルの排気量803ccから1,079ccにアップされた新型スクランブラー1100。街乗りからツーリングまで、すべてのシーンで活躍するスクランブラー1100のスタンダードモデル。
オーリンズ製サスペンションを前後に装備した上級モデルのスクランブラー1100スポーツ。クイックなハンドリングが特徴である。
新型スクランブラー1100のカスタムモデル、スクランブラー1100スペシャル。アルミ製の前後フェンダーやクローム仕上げのエグゾーストパイプ、専用シートなどを装備している。
ハーレーカスタムで名を馳せるカリフォルニアのローランド・サンズがデザインしたグラフィックが特徴的なスクランブラー マッハ2.0。
スクランブラー マッハ2.0のポップで現代的なカラーリングとデザインは、さすがローランド・サンズの作。