ディアベル
- 掲載日/2014年01月21日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『VIRGIN DUCATI』 Vol.01(2013.11.18発行)
ノーマルのフォルムを大切に
ユーティリティ向上を狙う
このディアベルのオーナーは、どこに行くときもディアベルで出かける。クルマも所有してはいるのだけれど『バイクのほうが楽しいから』と、よほど悪天候でもなければ、クルマを使うことはないと言う。そんなオーナーにとって、悩ましいのがディアベルの積載性の小ささで、日常のアシに使うには困りもの。そこで市販のキャリアやケースを装着してみたが、どうにもスタイルが気に入らない。「デザインに惚れて手に入れたディアベルですから、フォルムが崩れるのが許せなかったんです」
悩んだあげく、最終的にキャリアを自作するに至った。それも、片持ちスイングアームや、片持ちのナンバーステーのデザインに合わせたユニークなデザインの片持ち式のキャリアだ。そこまでして、ディアベルならではのフォルムにこだわるオーナーのお仕事は、住宅の外構デザイナー。「『機能性を追求すれば、自然にデザインは良くなる』という考え方が好きなんです。ディアベルはデザイン優先のバイクかもしれませんが、走りもスゴく良い。機能美という意味では共通するものを感じますね。そこが好きです」
目指したのは、スタイルと機能性の両立。異色のディアベルカスタムだ。
バイク以外の趣味として鼓をたしなむオーナー。重要無形文化財認定保持者にしてバイク乗りとしても有名な大倉正之助氏に師事。
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カーボンの エアダクトカバー はマジカルレーシング。スクリーンはディアベルストラーダ用の純正品、快適性が大きく向上した。
ヘッドライトカバーの上に ETC を装着しているが、取付けステーはやはり自作品。リゾマの リアブレーキリザーバータンク とアエラの クラッチレリーズ は、純正品の形が気に入らないという理由で交換したという。自作のキャリアはスチール。ディアベルに似合うように、曲線を基調にデザインされている。サイドケース はヘプコ&ベッカー。
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