ディアベル
- 掲載日/2012年12月11日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『DUCATI BIKES』 Vol.10(2012.10.31発行)
フルカーボンメイクで
高性能を手に入れる
マジカルレーシングのディアベルは、得意のカーボンメイクで迫力と性能を両立させている。
クルーザー的なルックスなのに、乗るとスポーツバイクそのものという性能を抱え込んだ素性に社長である蛭田さん自身が魅せられ、その魅力をより高めるべく、独自のカーボンメイクを行っているのがマジカルレーシングのディアベルだ。
このマシン、これまでに本誌以外の雑誌でも、たびたび紹介されいるので「ああ、またか」と思う人がいるかもしれない。だが、仔細に眺めてみれば、その都度、マシンが進化していることに気付くだろう。プロデュースしたマジカルレーシングは、それほどまでにディアベルに惚れ込んでいる。
ご存じない読者に、これまでのカスタムアプローチを紹介すると、前後フェンダー、タンクカバー&エアダクトカバー、シートカウル、マフラーヒートガード、ミラーなど、交換できるパーツをすべてカーボン化。これらは、性能と見た目の美しさが両立された綾織り製品が当てがわれている。また BST のホイールは、見た目のインパクトもさることながら、ハンドリングのポテンシャルアップにも大きく寄与する重要なポイント。各部のパーツをカーボンに置き換えることで、マシンは 10kg 近い軽量化が達成されている。
ディアベルの怪しい雰囲気を、綾織りカーボンのパーツが盛り上げ、軽量ホイールでハンドリングも向上。マジカルのディアベルは、いたずらにパワーを上げることなくポテンシャルアップを果たしている好例と言えるだろう。
ナンバーを上方に移動し、ワイドタイヤの迫力を強調させるために開発されたナンバープレートオフセットステー。
カスタムの詳細をチェック!
リアに 8.5 インチ幅の BST カーボンホイールを装着。燃料タンクまわりは、視覚的効果が最も高い。タンクカバー、エアダクトカバー、タンクサイドカバー。足まわりは スイングアームカバー と リアフェンダー で軽快感を演出。ステムを選べる NK1 ミラー(T-4 タイプ)。バイザー部をカーボンに変更した バイザースクリーン は STD と 50mm ロングの2タイプを用意。画像のスクリーンはスーパーコート。シートカウル ほか、マフラーヒートガード や サイレンサーカバー も変更。チョイスしたのは、すべて編み目が美しい綾織りカーボンだ。
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