スーパーバイク999S
- 掲載日/2011年07月19日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『DUCATI Campione Del Mondo』 Vol.07(2004.02.27発行)
カーボン特有の風合いを醸す
日本初の試みが実った一台
ドゥカティといえばレーシング。レーシングと言えば軽量パーツ。軽量パーツといえばカーボン製スペシャルパーツと言うように、80年代以降、軽量素材の代名詞として、数多くのレーシングシーンに採用されてきたのがカーボン繊維のスペシャルパーツである。このカーボン繊維にもさまざまな種類があり、一般的に数多く用いられているのが平織りカーボン繊維である。この平織りカーボン繊維に対して、ディライトが注目したのが綾織カーボン繊維である。
綾織カーボン繊維とは、従来の平織りに対して、何本かのカーボン繊維を束ねた糸を斜め方向に編みこみ、クロス状にしているのが大きな特徴。この製法により、繊維密度が圧倒的に高くなり、強度面において優れているのが特徴で、バイク用外装パーツには最適と言える。
また、この独特な織り方を採用したことにより、カーボン繊維特有の光沢が鮮やかになり、カーボン繊維が自己主張。この綾織カーボン繊維にいち早く目をつけ、日本初の試みとしてウエットカーボン技術に綾織繊維を導入したのが、ディライトのスペシャルパーツである。
カーボンパーツのなかには、コストダウンのため薄く張り込み過ぎ、裏側が透けて見えてしまう商品が少なくないが、この綾織カーボン製なら、カーボン独特の風合いを見事に主張できる。是非とも現物を見て、その違いを実感して欲しい。
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999シリーズの美しいデザインフィニッシュを踏襲した綾織カーボンのフロントフェンダー。光線の反射による輝きは、従来のカーボン製パーツとは違う。
999シリーズの特徴であるサイドカウルのエアウイング。
この部分がカーボンパーツになることで、マシンに対する印象が大きく異なる。特に目立つ部分なので気にしたい。
ハネ石でリアショックにダメージを与える場合もあるので、リアフェンダーは取り付けたい。
純正不等長エキパイにボルトオンのフルチタンスリップオンマフラー。
ディライト製スリップオンやフルエキゾースト用として開発されたカーボンマフラーカバー。
筒型サイレンサーではなく999F3特有のデザインを再現したフルチタンサイレンサーは人気のアイテムだ。
イタリアのRCMレーシング製アルミ削り出しクラッチカバー。デザインは数種類ある。
RCM製クイックフューエルキャップは、ネジ込み式ではなく押し込みながら90度回すと開く優れもの。
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