ムルティストラーダ1000
- 掲載日/2011年09月22日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『DUCATI Campione Del Mondo』 Vol.06(2003.07.31発行)
独特のオーラを放つ
スペシャリティカスタムの本流
ハイクオリティなスペシャルパーツと独自のセンスで、カスタムシーンに新風を吹き込むモトコルセ。このマシンは、カメラマンの桐島ローランドさんからのオーダーで制作したもの。実は、製作途中で撮影させていただいたのだが、すでにカスタマイズの方向性は明確に打ち出されているようだ。
注目は赤フレームとライトシルバーボディの組み合わせである。近年モトコルセでは、テライオロッソ=赤フレームを提案してきた。しかしムルティストラーダのレッドはフレームもレッドなので、今回はフレーム色を生かし、ボディカラーを変更するという従来とは逆の手法でマシンを仕上げている。
もちろん最新パーツのチョイスも怠っていない。前後ホイールにはイタリアのブッチ社がプロデュースしたOZレーシング製の鍛造アルミ削り出しホイールをチョイス。徹底的に贅肉が削ぎ落されたそのホイールの視覚効果で、ムルティストラーダの軽快性はより際立つものとなった。
カラーリング変更に足周り&ブレーキの強化は、現代のLツインカスタムのセオリーメニューだ。そこに独自のセンスを盛り込むことで、ワンアンドオンリーのスペシャルバイクが完成する。このマシンも、まさにその日を迎えようとしている。
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998Rのブレーキシステムをチョイスし、圧倒的なストッピングパワーを確保。前後ホイールは、イタリアの削り出しパーツメーカーであるブッチ社がプロデュースしたOZレーシング製鍛造ホイール。
モトコルセのスタンダードとも言える淡いレッドのアルカンタラシート。着座部分にはパンチングメッシュを使い、お尻とのフィット感を高めている。シルバーボディとの色合いもマッチしている。
イタリアのモトコルセ社プロデュースによる強靭さを誇るクラッチカバー。ドライカーボンコンポジット&切削加工で仕上げたエンデュランス仕様。クラッチユニットはSTM製エボルツィオーネを組み込む。
レリーズピストンにセルフ潤滑リングを装備し、ピストンのカジリや作動不良を解消したSTM社製軽量クラッチレリーズピストン。ついに、イタリアの代表的削り出しパーツメーカーも動き始めた。
圧倒的に細いスポークを採用しながら、高剛性を確保しているというイタリアのレーシングホイールメーカーであるOZレーシング社鍛造アルミホイール。カラーリング次第ではMH900eにも似合う?
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