スポーツクラシック ポールスマート1000LE
- 掲載日/2014年05月20日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『VIRGIN DUCATI』 Vol.02(2014.02.28発行)
すべてのカスタムは
乗りやすさと使いやすさを求めたものだった
ノーマルのスポークからマルケジーニのアルミ鍛造ホイールに交換されたことで、カスタム色を強めた 2006年型ポールスマート1000LE。その佇まいは、どことなく、往年の 900SS を彷彿とさせる。
とはいえ、これはひとつの結果であって、オーナーは “乗りやすさと使いやすさ” にフォーカスしてカスタムを進めたという。きっかけは、ライディングによる疲労軽減のために交換したハンドルバー。それ以降、クラッチレリーズキットや内圧コントロールバルブ、ワイズギアのヘルメットホルダーといったパーツの追加装着に加え、バネ下の軽量化も狙ったホイールの交換、熱対策のレギュレーター移設、さらにリアブレーキの効きと操作性を高めるため、キャリパーサポートごとモンスターS4 から流用するなど、すべて愛車を乗りやすく使いやすくするために手が加えられてきた。
それでいて、各ポイントにはドレスアップ的なパーツを配置し、全体のバランスを完成させているあたりは、オーナーのセンスが光るところ。これでほぼ完成形かと思いきや、「今後はシートを加工したいですね」という答え。探究心は、当分やみそうもない。
ポールスマート1000LE のオーナーは往年の名車を意識したカスタムではなく、乗りやすさと使いやすさを求めただけ、とのこと。
カスタムの詳細をチェック!
熱の影響でトラブルを起こしやすいレギュレーターがシート下に移設された。操作性向上を考え投入されたアエラの クラッチレリーズシリンダー。内圧コントロールバルブ もアエラだ。ホイール は、マルケジーニの M10系に交換。タイヤがチューブレスになったことで軽快感がアップした。2ポッドタイプのリアキャリパーは、モンスターS4 用。コンチタイプの マフラー もアエラ。その他、フロントフェンダー、ステップなどなど、枚挙にいとまがない。
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