スポーツクラシック スポーツ1000
- 掲載日/2011年06月16日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『DUCATI Campione Del Mondo』 Vol.10(2007.08.08発行)
スポーツ走行を楽しませる
贅肉をそぎ落としたモデル
トマトモータースが製作したスポーツ1000ベースのマシンは、オールブラックにまとめられ、スパルタンな雰囲気を醸し出し、走りへの期待を高める一台に仕上がっている。
エンジンをスタートさせると、印象的な造形のティグクラフト製アップマフラーからは弾けるようなサウンドが吐き出される。サブコンにより燃調もしっかりとリセッティングされたエンジンは、スロットルを開けた瞬間から力強いトルクを発生させる。走り出してみると、右手で分厚いトルクを感じながら、高回転域までのエンジンフィールを堪能することができるのだ。
スロットルを開けることが楽しいと、ついついワインディングを攻めるペースも上がりがちだが、それを受け止める足も前後ともオーリンズなら不足はない。STDに比べて少しアップされたハンドル、コンパクトなポジションを作り出すバックステップによって快適に、実に気分良くコーナーをクリアできる。それでいて自分の耳に響くサウンドも最高とくれば、走ることが楽しくてしょうがない。一日中ワインディングを走り回っても飽きない魅力を備えているのだ。
贅肉をそぎ落としたスタイリングと、感性にうったえかける走行フィーリングを持つ同ショップのマシンは、「スポーツクラシックに乗る」という喜びをさらなる高みへと引き上げてくれるスペシャルなマシンなのだ。
存在感のあるスタイルが印象的。70年代のレーシングマシンを思い起こさせるフラットブラックのサイレンサーもスパルタンな雰囲気の演出に一役買っている。
カスタムの詳細をチェック!
ドゥカティパフォーマンス製のアップハンドルで STD に比べてポジションはずいぶんと改善され、疲れず飛ばせる。ブレーキはブレンボのラジポンをセット。
ブラックのゲイルスピードホイールが足元を引き締める。フロントフォークに奢られたオーリンズは極めて良好な作動性を誇る。
プレッシャープレート、バックステップにはドゥカティパフォーマンス製を採用。エンジンには内圧コントロールバルブをセット。クラッチカバーは851SP系の純正パーツ。
クラッチピストンにはディライト製をチョイス。
個性的なスタイルを象徴するティグクラフトのアップサイレンサー。
リアサスにもオーリンズのフルアジャスタブルショックを奢る。
こちらの記事もオススメ!
- 【前の記事へ】
スポーツクラシック GT1000 - 【次の記事へ】
ムルティストラーダ1000
関連する記事
-
カスタムDUCATI
SPORT CLASSIC
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック スポーツ1000S
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック ポールスマート1000LE
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック ポールスマート1000LE
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック GT1000
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック ポールスマート1000LE
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック ポールスマート1000LE
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック スポーツ1000
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック スポーツ1000
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック ポールスマート1000LE
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック GT1000
-
カスタムDUCATI
スポーツクラシック スポーツ1000S