MH900e
- 掲載日/2010年12月02日【カスタムDUCATI】
最新テクノロジーを注入した
ノスタルジックドゥカティ
十年ひと昔というだけあって、それだけの時間が経てばさすがに古さを否めなくなってくる。それはこの世に存在する限り生命と無機物を問わず訪れる宿命であるが、そこから逃れたいと思うのもやはり宿命的思考である。
2000年に発売されたMH900eもそんな一台だ。そこでオーナーがとった方策は、足回りを最新装備で仕立て直すことだった。前後ともにオーリンズ製サスペンションを入れ、ホイールをマルケジーニ製の軽量なものに変更。さらにMH900eのスタイリングを崩すことなくアレンジを加え、色あせないスタイリングをさらに鮮明なものとした。
なんといっても目を引くのはブレンボ製モノブロックキャリパーだろう。ラジアルマウントされるキャリパーにフローティングローターを組み合わせたそれは、最新スーパーバイクと同等である。もうひとつ、このMH900eの印象を深めているのは長く真っ直ぐにのびるマフラーだ。ナンバープレートの装着もスマートで、スッとのびたテールが車両全体のスタイルを引き締めている。
スタイリングとスペック、そして実際の性能が引き上げられた好例といえるカスタムからは、これからカスタムをしたいと考えているドゥカティスタにとって多くの参考資料ともなるだろう。
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マルケジーニ製Y字10本スポークに換装したホイールは、モダンなムードを醸すのに貢献。ブレーキキャリパーもレーシングスペックのものに変更。足回りは最新スーパーバイクも見劣りするほどの豪華装備だ。
油圧式クラッチのレバー側はブレンボ製ラジアルポンプ(16RCS)を装着し、操作性を高めている。足回りの強化とともにこうした操作系も合わせて性能を上げることで、その効果は相乗的に上がっていくのだ。
テールランプなどはオリジナルを活かしつつ、見た目の印象をガラリと変えているテール周り。長く伸びたテルミニョーニ製カーボンサイレンサーが特徴的。ナンバープレートの処理も美しく、車両全体を引き締める。
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