ディアベルカーボン
- 掲載日/2014年02月18日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『VIRGIN DUCATI』 Vol.01(2013.11.18発行)
四輪カスタムのプロが仕上げた
細部へのこだわりが光るディアベル
「機能面でもデザイン面でも、気になる部分は変えたくなっちゃうんですよ」
そう語るのは、黒さが増して精悍な部分が強調されたディアベルカーボンのオーナー。四輪の BMW 専門チューニングショップ、スタディのスタッフ。実は四輪業界では有名人である。二輪と四輪、素材は違うがカスタマイズのプロなのだ。
このディアベル、ただ既製品のパーツを組むのではなく、さりげなくモディファイを加えて装着するなど、手間をかけて仕上げられている。例えば、ポジション。ハンドル はアエラだが、左右各 15 mm カットして幅を詰めて装着。ステップとシートも、理想のポジションを求めて仕様変更を繰り返してきた。
ルックス面でも同様のこだわりが見られる。ナンバープレートは位置を変えただけでなく、ワンオフで取り付けベースを製作。よく見なければ気付かないような部分だが、そのパーツの有無で全体的なフォルムの整い方が変わってくる。
スタディのクルマ造りは、一見大人しめだが見る人が見れば唸らされるというような、マニアックかつ上品な仕上げが特徴。細部にまで気を配り、パッケージの完成度を高めているというところは、このディアベルにも通じるものがある。そのあたり、さすがと言うほかない。
「高性能だけど、優等生じゃないのがドゥカティの魅力」と、オーナー。ほかにスポーツ 1000 S も所有しており、ディアベルはおもにツーリングに使用。
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スモークタイプのウインカーレンズは、既製品ではなくペイントしたもの。エクステリアパーツはドゥカティパフォーマンスで統一。マフラーもドゥカティパフォーマンスの専用 ECU 付属のテルミニョーニ。シートはディアベルストラーダ用。
ナンバープレートベースはワンオフ。このベースプレートやスモークウインカーレンズに、四輪でのノウハウが活かされている。BST のカーボンホイールは、マフラーが短くなりホイールが目立つようになったので、よりホイールを強調しようと装着。
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