モンスターS2R1000
- 掲載日/2011年02月10日【カスタムDUCATI】
公道でのおもしろさを
追求した高次元のバランス
九州のラ・ベレッツァといえば、鈴鹿8耐などのレース活動で知られるショップである。本格的なレーシングショップを思い浮かべる人も少なくないが、代表の上野さんは同社でレースに使用しているような高性能マシンばかりを薦めているわけではない。
たとえばそれは、数年前にラ・ベレッツァが走らせたレーシングマシンに憧れてS4Rを求めるユーザーに、街中で扱いやすい空冷エンジンのS2Rを薦める、といった具合だ。カスタムするときも、レーシングマシンに使うようなパーツを薦めることは少ない。そういう部品のすばらしさはわかっているが、本当にそこまで必要になる場面は街中ではあり得ないことを知っているからだ。
そうはいっても、街乗りバイクを下に見ているとか手を抜いているということは決してない。あくまで使うシチュエーションにおいてのベストバランスとカスタムの満足度を高次元で整えているのだ。
高価なパーツを装着するばかりがカスタムではない。ドゥカティ本来の走りを楽しむこと、それを踏まえてカスタムを楽しむこと。ラ・ベレッツァが手がけるドゥカティはその答えを示している。
このモンスターのフレームはレッド、スイングアームはシルバーがスタンダードだが、それらをブラックで統一。さらに“S”に近づけるべく前後サスをオーリンズ製にしている。
カスタムの詳細をチェック!
ノーマルより5cm高いSPEED製エアロスクリーンは、チタンコートバージョン(27,300円)を装着。
SPEED製ハンドルクランプキット(24,150円)はハンドルバーも付属する。ノーマルより絞りを強くすることで操作しやすいポジションを実現。
オーリンズ製フロントフォークとブレンボ製モノブロックキャリパーは、1098Sの純正部品を流用。マスターシリンダーも同様に1098Sの純正流用だ。
オーリンズ製ステアリングダンパーを車体左側に装着。ライディングの安定性を高めるのはもちろんのこと車体のアクセントとしても貢献している。
SPPED製カーボンクラッチカバー(15,700円)を装着したクラッチ側エンジンカバーは、マグネシウム風の粉体塗装を施している。
SPEED製バックステップキット(66,150円)は3ポジションを選択できる、高品質なアルミ製。※ブラックアルマイト仕様は生産終了
SPPED製フルチタンマフラーツインタイプ(294,000円)は前後バンクを等長にしているのでスムーズな吹け上がりを実現している。
ホイールはカドワキコーティングでゴールド塗装したものだが、それだけでもガラリと雰囲気が変わる。
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