モンスター900S
- 掲載日/2011年09月13日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『DUCATI Campione Del Mondo』 Vol.06(2003.07.31発行)
スペシャルパーツを配した
スペシャリティテイスト
ワンオフパーツでオリジナリティを追求。一方ではマニア垂涎のスペシャルパーツを数多く組み込み、スペシャリティ道を追求する仕様もある。このマシンはその後者で、まさにスペシャリティ一直線だ。
全身をカーボンマテリアルで武装し、足周りには超軽量なマグネシウムパーツを多用するなど、確かにモンスアーフォルムを色濃く残しているが、トータルは極めて戦闘的。特に注目したいのはスペシャルスイングアームのチョイスだ。いわゆる「長足」の愛称で知られているこのパーツは、あの 帝王フォギー が自身のワークス996のセットアップ用にチョイスしたパーツで、そのコンセプトをストリート用としてリプロデュースしたのがこの商品だ。996のスタンダードスイングアームに対して長く、しかもマグ素材の採用によって、圧倒的に軽量に仕上がっているのが特徴だ。ピボットレスフレーム&クランクケースの基本設計が同じだからこそ成せる業と言えるだろう。
カーボンやマグネシウム素材を多用する等々、スペシャルマテリアルの採用によって圧倒的に軽量に仕上がったこのマシンは、主にストリートユース専用とのこと。ドゥカティオーナーの数多くが羨望の眼差しで見ていることだろう。
カスタムの詳細をチェック!
カーボン製マスコットカウルを装備。ベースモデルは1999年型のモンスターSである。カーボン地肌&ゴールド色フロントフォークのカラーマッチも良い。
996コルサ仕様の長足スイングアームを支えるリアショックはオーリンズ製。スペシャルのアルミ削り出しロッカーアームも見える。
このマシンのトータルデザインに欠かせないスティーブMC製サイドワインダー。
ドゥカティパフォーマンスのマグネシウム製クラッチカバーにSTM製スリッパークラッチを組み合わせる。レーシングマシン的と言える。
マルケジーニ製マグホイールをチョイス。スタンダードホイールに対して圧倒的にバネ下重量を低減できる。
1999年モデルはキャブレター最終仕様でケーヒン製FCR 41φを装着。
マルケジーニ製マグホイールにオーリンズ製倒立フォーク。ディスクローターにはφ320鋳鉄ディスクローターが採用されている。
好みのポジションを追求し、やや手前に引かれたハンドルバー。タコメーター付きのメーターパネルは、ドゥカティパフォーマンスの前身であるジョカモトイタリア製。
996コルサと同スペックのマグネシウム製スイングアームを装備。スタンダードより全長が長い。スイングアーム長にあわせた削り出しロッカーアームを備える。
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