モンスター696
- 掲載日/2014年08月19日【カスタムDUCATI】
交換できるパーツに絞って焼付け塗装することで
気持ちが変わっても元に戻せるローリスク
このモンスター696 は新車をベースに、前後ホイールとリアサスペンションスプリングをピンクに塗装したディーラーデモ車両だ。モンスター696、モンスター796、モンスター1100/S、モンスター1100EVO には純正オプションで着せ替え外装(これらのモデルはガソリンタンクがもともと樹脂カバーで覆われている)が存在するように、カスタムペイントとしてはガソリンタンクやカウル類を好みのカラーリングに変更するのが一般的、かつリーズナブル。そんな中、あえてホイールとサスペンションスプリングといった機能パーツを塗装するのは、正規ディーラーならではの “ユーザーへの提案” という意味が大きい。
その一方で、ディーラーのデモ車とはいえ、金属部分を選んで焼付け塗装を行いつつも、フレームやスイングアーム、フロントフォーク、エンジンなどにはペイントを行なっていない点がポイントである。“気軽に交換できるパーツに焦点を絞って塗装” しているのだ。実際に、もともと装着されていたホイールとスプリングとは別に、もう1セット分の部品を用意してペイントを行なっているため、もしある日、気持ちが変わっても元に戻すことができる。できるだけローコストでリスクなくユーザーにカラーチェンジを提案するのもディーラーならではだろう。
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今回、爽やかなピンク色にペイントが施されたのは、前後ホイールとリアサスペンションスプリングのみ。ペイントのカドワキコーティングによる粉体焼付け塗装だ。このように比較的ローコストで交換できる部分を塗装することで、気軽にカラーチェンジを楽しめる。同時に、排出ガスや騒音などの各種規制が厳しい昨今では大きなカスタマイズを行うと法令を順守できなくなる恐れもある中で、カスタムペイントは現実的で魅力的なローリスクカスタムとも言えるだろう。
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