ムルティストラーダ1000
- 掲載日/2011年06月30日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『DUCATI Campione Del Mondo』 Vol.07(2004.02.27発行)
カラーリングマジック!
鮮やかなイエローで個性を昇華
さまざまなハイパフォーマンスパーツを装着しても、カラーリングにはあまり手を加えないというのが、クルマとバイクの大きな違いだ。クルマでは珍しくないオールペイントも、バイクの世界では少なく、カラーリングを変える=スペシャルデザインを施すカスタムペイントという図式が一般的。
だからこそ、いわゆるオールペイントでも、うまく決まれば想像以上の効果につながる場合もある。例えばこのムルティストラーダ。鮮やかなイエローの外装とフレームは、まさにスタンダードそのものの仕上がり。999やモンスターにも黄色外装があるから、誰が見ても違和感はない。だが、ムルティオーナーや興味のある人ならご存知のとおり、このカラーリングはムルティストラーダには存在しない色だ。伝統的なレッドとシルバーグレー系といった保守的なカラーに対して、明るいイエローをまとっただけで、ポップとはいかないまでも、随分カジュアルな印象になることが分かるだろう。
そもそも黄色には、視覚に対してもっとも働きかけ、脳を刺激して思考力や想像力を高める効果があると言われている。これまでのドゥカティユーザー層とは異なる人々に興味を持たれているムルティストラーダだからこそ、このカラーリングが一層引き立つと言えるだろう。
カスタムの詳細をチェック!
高品質なフランジは分厚いアルミ製で、表面はアルマイト仕上げ。エキパイ部分はテーパー加工されたコニカルヘッダー仕上げ。スタンダードにあるプロテクターは外され、見た目もすっきり。
【左】リアタイヤ前で存在感をアピールするスタンダードの膨張室(タイコ)は撤去され、立ち上がる2本のエキパイはタンデムステップ裏で一度クロスする。後側のエキゾーストパイプ輪切りタイプを使用。 【右】サイレンサーはφ120mm相当の楕円タイプで、2本は独立している。容積を稼ぐために、長さはスタンダードより若干長い。サイレンサー上にはスペリオーレのサイレンサーカバーが装着されている。
【左】フレームまでペイントするとなると、一度車体を分解しなければならないが、この仕上がりを見るとカラーチェンジの効果は十分に感じられる。 【右】フレーム&外装のカラーリング変更に合わせて、前後ホイールをブラックアウトして引き締まった印象を与えている。
リム側面のイエローストラップがワンポイントとしての効果を引き出している。
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