900MHR
- 掲載日/2009年05月08日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/ザ・カスタムマシン2008
※この記事は『ザ・カスタムマシン2008』掲載の記事を再編集したものです。
ワンオフ、加工などを
駆使したレストア車
ベースマシンはEPSキャストホイールを履くMHRの後期型で、使われているパーツはほぼ純正新品、もしくは既存パーツをフルレストアしたもの。唯一クラッチのみカンリン製乾式キットに変更されているが、これもMHRオリジナルレーサーが乾式クラッチ仕様だったことを考えると、好ましいモディファイだと言える。
「リヤショックはマルゾッキなんですけど、これのオイルシールが特殊なサイズだったので、シール自体をワンオフしてます」とは、エンジニアリングキヨナガ代表・清永さん。
前後ホイールはEPS製キャスト。ドゥカティ純正ブレンボキャリパーなど、ブレーキまわりはドゥカティの他車種から流用したもので、違和感は皆無の仕上がりだ。
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クラッチはカンリン製の乾式キットに変更。食いつきもよく、ノーマルの重さもやや軽減されているとのこと。見た目も非常に美しい。
MHRの特徴とも言えるフェアリングはオリジナルを補修し、ステーに合わせて加工を施したもの。砲弾型メーターはZ1などと同じく日本のデンソー製。
キャブレターはデロルト製を使っている。エンジン内部もピストン、ピストンリングを新品に交換、クランクベアリングを国産品に変更するなどのO/Hを実施している。
取材協力
エンジニアリング・キヨナガ
電話/099-268-4037
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