スーパーバイク996R
- 掲載日/2009年12月18日【カスタムDUCATI】
「本物」に最接近する
究極のトロイ・ベイリス レプリカ
ドゥカティが活躍する世界スーバーバイク選手権は、市販車をベースにした究極のマシンが闘うレース。そこで闘うマシンはライダーにとっての憧れであり、自らの愛車のパフォーマンスを示す誇りでもある。そんなライダーの意を汲んでメーカーからそれを模したレプリカモデルが発売されることも多いが、マスプロダクトである以上細部のこだわりを追求することは容易でない。今回紹介するベイリスレプリカは、998Sではなくホモロゲマシンである996Rをベースにしたもの。スポンサーデカールもイタリアより入手した“本物”のを使用しているというから驚きだ。さらにスクリーンも本物のワークス部品だという。
また、よりワークスのシルエットに近づけるため、シートカウルはダクト無しのカーボン製に変更。タンクもキーシリンダーをシート下に移設して、ワークス形状タンクを装備するというこだわりぶりに脱帽だ。今後はフロントフォークのブラケットをラジアルマウント用に変更し、さらに本物に近づけたいとのこと。まさに究極のトロイ・ベイリス レプリカと言えるだろう。
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ヘッドライトのために一部カットされているが、中央のINFOSTRADAロゴに注目。998Sのレプリカでは省略されている点も再現。
ワークス形状のブッチ製ビッグタンクを装着するためにキーシリンダーを取り外し移設。このこだわりが全体の完成度を高める。
タンクの上にはプレイステーションコントローラーのグラフィック。写真でも分かるが、デカールの上からクリア塗装が施されている。
ステッカーはテルミニョーニだが、マフラーは公道を走るため車検対応のモトコルセ製。リーガルに走れるレプリカは好印象だ。
もし当時の写真を持っている方がいれば是非見比べて欲しい、INFOSTRADAのロゴ位置など、再現度はまさにファン感涙もの。
テールカウルはシルエットを追求するためにダクト無しのカーボン製に変更。もちろんテールのスポンサーロゴも抜かり無し。
移設されたキーシリンダーはなんとテールカウルの下に収められている。ここまでするこだわりには感服する他はない。
MSプロダクションのロゴも市販レプリカには無いもの。他では、フレームのベルリッキロゴの位置なども正確に再現されていた。
ステップはドゥカティパフォーマンス製のワークス形状のものへと変更されている。こちらも珍しいパーツと言えるだろう。
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