スーパーバイク749
- 掲載日/2011年07月21日【カスタムDUCATI】
- 記事提供/『DUCATI Campione Del Mondo』 Vol.07(2004.02.27発行)
こだわり抜いたパーツの数々
世界に一台だけのカスタムバイク
WSBK選手権にシリーズ参戦するスクーデリアNCRチームとは別に、チーム監督のステファノ・カラッキは、彼自身のレーシングチームを以前から運営してきた。ここに紹介するのは、そのスクーデリア・カラッキチームのイメージカラーに塗られた749Sである。ご存知のように、ヨーロッパではWSS選手権が大人気だ。当然ながら、数多くのドゥカティファンが749シリーズに注目している。そこでステファノ・カラッキは、チームイメージをまとめた1台の749カスタムを製作した。
注目は外装パーツ。カーボンパーツメーカーのBURSI社がデザインしたそれは、749デザインを踏襲しつつ、ドゥカティの motoGPバイク、デスモセディッチのイメージをオーバーラップさせたフェアリングを持つのが特徴だ。オリジナルデザインも美しいが、こちらもなかなか魅力的である。
おそらく外装パーツにここまで独自のデザインを盛り込んだカスタムマシンは世界に1台だけではないかと思われる。将来的には、これらの外装パーツを販売する計画もあるというので、749/999オーナーには気になるパーツの登場と言えるだろう。
カスタムの詳細をチェック!
縦型2灯ヘッドライトを装備。エアインテイクのデザインは、初期の999ファクトリーのそれを踏襲している。
バブル状になったウインドスクリーンが特徴。ウインドプロテクションには気を配っている。
スペシャル外装はすべて BURSI社のカーボン製で、ガソリンタンクももちろんカーボン。749 / 999のイメージを持ちながらも、ディテイルにはオリジナリティを持つ。
やはりメーカーデザインをベースに持つ BURSI社オリジナルのシートカウルデザイン。
フルエギゾーストはシルモーター製。シルモーター社は、WSBKにおけるスクーデリア NCR チームのパーツサプライヤーだ。
リアショックはオーリンズ製。ステップはポジション変更が可能なブラケット&バーを持つアルミ削り出しパーツ。
イタリアンライダーの多くがこのタイプのアジャスタブルステップキットを好む傾向にある。
取材協力
スクーデリア・カラッキ
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