ストリートファイター、戦闘開始。
- 掲載日/2009年07月06日【特集記事&最新情報】
- 取材協力/Ducati Japan 取材・写真・文/VIRGIN DUCATI.com編集部
盛大なパーティで迎えられた“今までにない”ドゥカティ
過激なパフォーマンスを持つニューモデルが
センセーショナルなデビューを飾る
「ストリートファイターのローンチが確定!」。2009年6月、ドゥカティスティ待望のビッグニュースが飛び込んできた。3月に行われた東京モーターサイクルショーにおいて、一足早くその姿を見せていたあのバイクが、ついに7月11日から国内販売開始となる。スーパーバイク848、スーパーバイク1198、モンスター1100に次ぐ第4のニューカマーとして注目されていたモデルだけに、各界のスペシャルゲストが集うプレミアムパーティにてお披露目されるという、センセーショナルなデビューを飾った。
また、パーティに先行して行われたプレス発表会では、ドゥカティジャパン社長の加藤稔氏だけでなく、アジア・太平洋地域を統括するドゥカティ・アジアパシフィックCEOであるミルコ・ボルティガ氏も登場。このエキサイティングなニューモデルの魅力について熱弁を振るった。マシンの詳細については後ほどインプレッションするが、ストリートファイターはこれまでに登場したいずれのドゥカティとも異なる斬新な1台で、既存のスーパーバイクやモンスターと言ったカテゴリとは違う、新しいスポーツバイクとも言えるものだ。今回の特集では、インプレッションを交えてストリートファイターをじっくりと解説する。
フォトギャラリーで見るストリートファイター
熱い走りを予感させる
研ぎ澄まされたスタイル
ストリートファイターで是非注目して欲しいのは、その個性的なスタイルだ。一昔前の国産モデルなどでありがちだった「ただカウルを取っただけのネイキッド」ではない、徹底的に作り込まれたデザインが特徴。アクセントとして1098のディティールを残しつつ、全体を俯瞰して見ると全く違う種類のネイキッドモデルとして成立している。中でもヘッドライトはそれがもっとも明確に表現されているポイントで、LEDのポジションランプで1098のフロントマスクをイメージさせながら、単眼ヘッドライトによって迫力に満ちた表情を演出。リアセクションもベースマシンの要素を下敷きにしながら、車名にふさわしい逞しさと躍動感に満ちたスタイルを造り出している。
今回ドゥカティが用意したイメージショットには、イタリアンバイクならではのスマートさだけでなく、野趣にあふれた美しさを感じる程だ。走りが熱いのは、スポーツバイクならば当然。そこに唯一無二のスタイルを加えられるのが、ドゥカティというマエストロの魅力なのだろう。是非下記のギャラリーで、じっくりとそのスタイルを確認してほしい。
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ストリートファイター、戦闘開始。試乗インプレッション