VIRGIN DUCATI | スポーツクラシックGT1000ツーリング DUCATI購入ガイド

スポーツクラシックGT1000ツーリング

スポーツクラシックGT1000ツーリングの画像

Sportclassic GT1000 Touring

2013年モデルにも継承される
ツーリング仕様

2009年に発売された GT1000ツーリングは、GT1000 に大型のウインドスクリーンとリアキャリアを装備することで、ツーリングでの快適性を追求したモデルです。ベースモデルと同様に、湿式クラッチとリア2本サスペンションによる扱いやすさと、排気量992ccのデュアルスパークエンジンによるキレのある走りをあわせ持っていました。

ドゥカティではこの GT1000ツーリング以外にも、既存のモデルにスクリーンやパニアケースなどを追加する手法で生み出されたバリエーションモデルがあります。それはかつてのモンスター900シティや ムルティストラーダ1200Sツーリング といったモデルであり、そのいずれもがスポーツ性能を犠牲にすることなく使い勝手を向上させていました。そしてこのドゥカティらしさに溢れるツーリングモデル展開は、2013年のニューモデルであるムルティストラーダ1200Sグランツーリズモ、ディアベルストラーダ、ハイパーストラーダに見られるように、代々継承されているのです。

スポーツクラシックGT1000ツーリングの画像
GT1000 に大型スクリーンとリアキャリア、クロームフロントフェンダーを追加したモデルが GT1000ツーリングでした。

モデルラインナップ期間年表

GT1000 GT1000ツーリング
2007    
2008    
2009    
2010    

当時の思い出話

コンセプトは悪くなく
カスタマイズのヒントになる

2007年にデビューし、たちまち大ヒットした GT1000 に対し、この GT1000ツーリングは不発に終わりました。というのも、ユーザーはそれまでのドゥカティラインナップになかったオーソドックスなネイキッドスタイルに魅力を感じて GT1000 を選んでおり、そんなユーザーにとってスクリーンやリアキャリアは不要だったのです。むしろ、その大きなスクリーンがネックになりました。駐輪スペースに幅と高さが必要だったのは言うまでもなく、そのスクリーンを覆う形状の車体カバーが市場になかったのです。

新車の販売台数がごくわずかだったため、GT1000ツーリングの中古車はほとんどありません。しかし、大型スクリーンとリアキャリアはもともと純正オプションなので、GT1000 を購入してそれらを後付けすることでこの形を再現できるのです(その先駆けがこちらです)。また、大きすぎることがネックになるスクリーンも デイトナ製ブラストバリアー など、小ぶりの社外品を装着すれば、邪魔にならない大きさとウインドプロテクション効果、スタイルをバランスさせられます。

スポーツクラシックGT1000ツーリングの画像
湿式クラッチや柔らかい足まわりなどの快適性と、当時の最新エンジンによる走行性能をあわせ持っていました。
スポーツクラシックGT1000ツーリングの画像
GT1000 に純正オプションのスクリーンとリアキャリアを装着することで、GT1000ツーリングが再現できます。
スポーツクラシックGT1000ツーリングの画像
中古車はほとんどありません。GT1000 を自分好みにカスタマイズするのがベターでしょう。(2013年1月時点)

価格・スペック(2009年モデル)

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
スペック情報は万全な保証を致しかねます。実際に購入される場合はDUCATI正規ディーラーへお問い合わせください。
全長
2,180mm
シート高
810mm
ホイールベース
1,425mm
乾燥重量
185kg
キャスター角
24°
フレーム形式
スチールパイプトレリスフレーム
燃料タンク容量
15リットル 内リザーブ3.5リットル
乗車定員
2名
フロントサスペンション
マルゾッキ製 43mm倒立フォーク
フロントホイールトラベル
120mm
フロントホイール
スポークホイール クロームスチールリム 3.50×17
フロントタイヤ
120/70ZR17
フロントブレーキ
320mmセミフローティングダブルディスク 2ピストンキャリパー
リアサスペンション
ツインショックアブソーバー アジャスタブルスプリングプリロード
リアホイールトラベル
133mm
リアホイール
スポークホイール クロームスチールリム 5.50×17
リアタイヤ
180/55ZR17
リアブレーキ
245mmディスク 1ピストンキャリパー
エンジンタイプ
L型2気筒 2バルブデスモドロミック 空冷
排気量
992cc
ボア×ストローク
94mm×71.5mm
圧縮比
10:1
最高出力
67.7kW – 92HP/8,000rpm
最大トルク
91.9Nm – 9.3kgf・m/6,000rpm
燃料供給方式
マレリ製 電子制御燃料噴射 45mmスロットルボディ
排気システム
クロームステンレススチールマフラー
トランスミッション
6速
クラッチ形式
湿式多板 油圧式
新車価格
149万5000円
取材協力

創業50年、横浜を中心に20店舗を展開する輸入車&国産車の老舗ディーラー

住所/神奈川県横浜市港北区篠原西町23-31
定休日/毎週水曜
営業時間/10:00~19:00
TEL/045-432-7736

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