VIRGIN DUCATI | ドゥカティ 新型スクランブラー・アイコンの海外試乗インプレッション 試乗インプレッション

ドゥカティ 新型スクランブラー・アイコンの海外試乗インプレッション

  • 掲載日/2018年12月04日【試乗インプレッション】
  • 写真:DUCATI 取材協力:DUCATI JAPAN 取材・文/鈴木 大五郎

1260エンデューロの詳細写真

スクランブラー・アイコンの画像
新型となったヘッドライトは外周のLEDライトがデイタイム・ランニング・ライト(日本仕様には法規の関係で装着されない)となっており、1100を思わせるX型のブラックメタルとのコントラストが非常に特徴的。レンズはガラス製となり、高級感を演出。
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モンスター796のエンジンをベースとした空冷L型2気筒デスモドロミック2バルブエンジン。ユーロ4に対応し、新たにブラック塗装も施されるほか、クラッチカバー等も変更。エンジン本体は基本的に従来モデルから変わらないが、エンジンマネージメントの変更によってスムーズさが増し、コントロール性も大きく向上した。

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シンプルなデザインに大きな変更はないが、シフトポジション・インジゲーターと燃料計を追加。また、ドゥカティ・マルチメディア・システムに対応し、スマートフォンを用いることで様々な機能を使用することが可能となる拡張性を備える。

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アルミニウム製10本スポークホイールのデザインは従来型と同様であるが、スポーク部を切削加工することでより高級感ある仕上がりとなった。装着されるタイヤはオフロードイメージのピレリ製MT60RS。見た目からは想像出来ないほどの高いグリップ力を誇る。
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13.5リットルの容量を誇るスチール製燃料タンクは、交換可能となるアルミ製サイドパネルを装備したユニークなもの。小振りでライディング時のフィット感も高い。62イエローとアトミック・タンジェリンの2色を用意。
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テールランプはフルLEDに。拡散光を発するモーターサイクルに搭載されることのなかったユニットが新採用された。また、ウィンカーもLED製に。ウィンカースイッチを3秒間押し続けることでハザード機能が作動する。

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スクランブラー専用設計となる2in1エギゾーストはユーロ4に対応し、アルミニウム製サイレンサーを備える。サイレンサーカバー、アルミニウム製ヒートガードのデザインを変更。

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330㎜径ディスクとラジアルマウントされたブレンボ製モノブロックキャリパーにより、制動力に不安はない。新たに慣性プラットフォームを装着することにより、コーナーリングABSの装備が可能となり、安全性がさらに高まった。
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シートは厚みが増し、デザインも変更。それによりシート高は790→798㎜とアップしたが、長時間乗るとお尻が痛くなりがちだった従来型に対し、快適性が大幅に向上。また、座る場所が固定されがちだったものが、自由度の高い動きやすさを得た。

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KYB製41㎜径の倒立サスペンションは150㎜のストロークを確保。外見上は判別出来ないが、プログレッシブスプリングの採用等内部がアップグレードされ、しなやかな乗り心地とともに高い運動性を備える。

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リアサスペンションもKYB製でこちらもストローク量は150㎜。オンロードだけでなく、オフロードにおける走破性も考慮されての設定だ。こちらもスプリング、内部設定が変更となり、路面追従性とともに乗り心地も向上している。

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ハンドルバーは形状変更。スロットルケーブルの取り回しを変更し、スイッチ回りも刷新。また、クラッチが油圧式となったことでワイヤー等の取り回しをスッキリすることが可能となったほか、レバー調整機構も新たに追加された。

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シート高が上がったことにより、従来モデルに対して足つき性は多少劣るが、軽量・コンパクトな車体は不安感が少ない。シート形状もフラットとなり、快適性が高まっただけでなく前後への移動もしやすくなった。幅広でアップライトなハンドル位置と相まって、コントローラブルなライディングポジションとなっている。身長165センチ 体重62キロ
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