ドゥカティ スクランブラー デザートスレッド
- 掲載日/2017年08月10日【試乗インプレッション】
- 取材協力/Ducati Japan 写真・文/田中 宏亮
スクランブラー デザートスレッド の詳細写真
現ドゥカティではモンスター797とスクランブラーだけに許された空冷L型2気筒2バルブエンジン「デスモドロミック」(排気量803cc)。
さりげなくもデザインされたメッシュ型ヘッドライトグリルがオフロードバイクとしての雰囲気を高める。ヘッドライトはもちろんLED仕様だ。
スクランブラー「アーバン・エンデューロ」から継承するハイフロントフェンダーを標準装備。こちらもオフロードバイクならでは。
強化用のクロスバーが備わる専用設計のハンドルバー。やや幅広なので乗り手の体格を求めてくる部分はあるが、操舵性は抜群に高い。
車体のやや右寄りに設置されたラウンドデジタルメーター。タコメーター、オドメーター、外気温、時計類を液晶表示させるスクランブラー共通のパーツ。夜間走行時は白く光る。
46mm倒立フロントフォークはフルアジャスタブル仕様。六角レンチで好みのセッティングに変更可能だ。
スクランブラー共通のフューエルタンク(タンク容量:13.5リットル)のグラフィックは「アーバン・エンデューロ」のカラーバリエーションチェンジ版。ホワイトとレッドの2色が用意される。
こちらもスクランブラー共通のダブルシートながら、若干のデザインチェンジが施されている。程よい硬さをもたらす厚みが特徴的だ。シート下にはUSBポートが装備される。
LED仕様のテールライトとウインカーから成るリアエンドもスクランブラーの特徴。ウインカースイッチを3秒以上押すとハザード点滅が起こる。
ゴールドの配色が心憎い19インチ・スポークホイールがデザートスレッドの特徴。タイヤはピレリ製スコーピオン・ラリーSTRというオフロード仕様に。
フロントのブレーキキャリパーはブレンボ製4ピストンラジアルマウント。ここに330mm径ディスクローターが加わる。ボッシュ製のABSユニットも装備される。
「フル・スロットル」にも採用されているステンレス製エキゾーストのブラックアウトバージョン。
オフロードバイクらしいギザギザのステップレバーを備えつつも、DUCATIの刻印が入ったステップでモダンな高級感をもたらしている。
「アーバン・エンデューロ」に採用されていたエンジンガードを備える。ダートライドの際に地面や石との接触からエンジンを守る必需品だ。
デザートスレッド用の設計となっているアルミニウム性スイングアーム。17インチスポークホイール & ピレリ製スコーピオン・ラリーSTRの組み合わせがピッタリ収まる絶妙な仕様に。
車体左側にマウントされるリアショックはカヤバ製プリロード・リバウンド アジャスタブルショック。
ブレンボ製 1ピストンフローティングキャリパーと245mm径ディスクいう組み合わせのリアブレーキングシステム。もちろんABSが装備されている。
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