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買取、下取り、個人売買。どれが一番お得?

バイクを売るときに必ずついて回る
『売り先』。買取企業、下取り、個人売買の真実

今、オートバイに乗っている方が新しい車両の購入、買い換えを行う際には自分の愛車を売却する必要が出でてくることがあるでしょう。この「バイクを売るときの注意点」、第1回はバイクを売る時に、多くの人が必ず悩むであろう『売り先』について、調査してきました。 売り先とは、そう「バイク買取」、 「個人売買」、「バイク下取」です。 それぞれのポイントをご説明いたしましょう。

買取企業

まず、「バイク買取」についてです。自宅まで査定に来てもらうことが可能なため、近くに販売店がない、忙しくて販売店まで査定に行くことができない方には心強い味方です。通常、「バイク買取」店はオークションに出品する前提で車両買取を行います。全国各地で行われているオークションの相場情報を元に買取は行われるため、どのオークションに買取った車両を出品すればもっとも有利に売却できるか、そのノウハウは蓄積されています。企業によっては24時間365日受付、その場で現金を受け取れるといったメリットもあります。

査定前のチェックポイント!
  • ● 自宅まで査定にきてもらえる
  • ● 諸手続きは買取店側で行ってくれる
  • ● その場で現金を受け取れる

個人売買

かつては雑誌等での個人売買が中心でした。しかし、いまやインターネットオークションが主流になっています。中古のバイクパーツ・用品などではインターネットオークションがもはや主流になっているのは事実です。ただ、数十万円以上もする車両の個人売買は初心者にはリスクが大きいと言えます。バイクの状態についての落札後のクレーム、名義変更の手続きの遅れ、などお互いが慣れていないとスムーズな取引が難しいことがその理由です。

バイク車両のような高額商品の場合、ローンが組めないため、入札が思ったほど伸びないという現実もあります。ただ、状態の悪いオートバイなど下取・買取で値段がつけられない車両でも買い手がつくことや、フルカスタムに近い車両の場合は嗜好性が近い落札者に、出会えれば希望に近い値段での売却ができることもあります。手間と時間はかかりますが、慣れた人にはオススメのツールであるでしょう。

査定前のチェックポイント!
  • ● 高額な落札の可能性がある
  • ● 状態の悪い車両・カスタム色の強い車両も販売できる

バイク下取

「バイク下取」「バイク買取」のご説明する前に、バイク業界の車両の流通システムについてご説明いたします。中古バイクの流通には「車両オークション」が大きく関わってきます。これは販売店のみが参加できるオークションで、業者間での中古車の売却・仕入の大部分にこのシステムが関わっています。この「オークション相場」が店頭の中古販売価格、下取・買取相場に影響しているのです。

またオークションにはメーカー系列のオークション会社や独立系のオークション会社など複数社あり、会場も全国に散らばっています。先ほど申し上げたオークション相場も会社や地域によって変動があります。関東では人気がなくても関西では人気がある車両などもあり、その場合、関西でのオークションの方がオークション相場は高くなります。販売店がどれだけ多くのオークションの相場情報を持っているのか、車両の査定にはこのような情報も関わってきます。

上記を踏まえた上で「バイク下取」についてご説明いたします。下取とは、新しいバイクを購入する際に現在のバイクを引き取ってもらう仕組みです。この場合、新しいバイクを購入するため、下取価格が通常より高価になる場合があります。しかし、当然ながら下取価格にも上記のオークションの相場が関わっています。下取を行ったバイクをオークションに出さずに店頭で販売する場合はオークション相場より多少高く下取をしてもらえることがあります。ただ、お店のカラーや扱っているメーカーのカラーから外れてしまう車両の場合はやはりオークションに出品されてしまいます。

査定前のチェックポイント!
  • ● 車両購入とセットでの高額な下取
  • ● 諸手続きは販売店側で行ってくれる

販売店を持つ買取企業

最近では販売店のネットワークを持つ企業がバイク買取にも力を入れ始めています。オークションに車両を出品することなく、買取を行った車両を自社の店舗で販売します。複数の店舗を持っているため、車両による得意・不得意も少なく「自社買取・自社販売」を行うことができるわけです。他の企業が間に入ることなく「買取~販売」までを行うことができるため、買取価格も当然オークション相場より高く買い取ることができる、それが「販売店併設型の買取店」を利用するメリットです。

また、意外に知られていませんが「販売店併設型の買取店」の場合、「下取」も受け付けています。次に乗りたい車両を自社のネットワーク店舗で探すことも可能ですし、もし見つからない場合は希望の車両探してもらうことも可能です。自社で買取~販売まで行っている車両の購入の際には、販売価格がお得な車両を購入することができる、そんなメリットも「販売店併設型の買取店」にはあります。大規模な買取・販売のネットワークを持つ「販売店併設型の買取店」に愛車の査定をお願いする、そういうやり方も今はあります。賢く利用してみてはいかがでしょうか。

査定前のチェックポイント!
  • ● 自宅まで査定にきてもらえる
  • ● 諸手続きは買取店側で行ってくれる
  • ● オークション相場以上での査定額がつく
  • ● 下取での特別な査定が可能
  • ● 希望の車両を探してもらった上での売却が可能
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