モンスター696
ドゥカティのラインナップ中もっとも小さなモデルであるモンスター696 は、ビギナーに扱いやすいハンドリングとパワー特性ながらも、高回転域までしっかりと回して空冷Lツインの鼓動感を楽しめる。APTC スリッパークラッチは湿式で扱いやすさに優れる。
1992年のミラノショーで発表され、1993年にリリースされたドゥカティ初のネイキッドバイクがモンスターだ。851系をベースにミゲール・ガルーチがデザインしたモンスターは瞬く間に人気となり、今や世界でもっともメジャーなストリートネイキッドとして成長した。
現在ラインナップされるモンスターは 2007年のミラノショーで発表された第三世代だ。696、1100、796 の順で次々とリリースされ、今もドゥカティのアイコンとして親しみあるモデルとして人気を誇る。クラッチこそすべて湿式となったが、ドゥカティのラインナップ中、空冷Lツインを搭載する唯一のシリーズがモンスターだ。排気量は3種類揃っており、ビギナーからベテランまでがスキルに合ったモデルを選択できる。ABS も 696 はオプションで装着可能、他モデルは標準装備となっている。
20周年記念モデルが各モデルに追加されたほかは、主要諸元などに変更はない。
ドゥカティのラインナップ中もっとも小さなモデルであるモンスター696 は、ビギナーに扱いやすいハンドリングとパワー特性ながらも、高回転域までしっかりと回して空冷Lツインの鼓動感を楽しめる。APTC スリッパークラッチは湿式で扱いやすさに優れる。
扱いやすさに優れた排気量 803cc の空冷Lツイン「デスモデュエ・エボルツィオーネ」を搭載。スイングアームは片持ち式となり、ドゥカティらしさ溢れるスタイリングを持っている。APTC スリッパークラッチを搭載するほか、日本仕様では ABS が標準装備となる。
2011年にモデルチェンジを受け、「デスモデュエ・エボルツィオーネ」を搭載。空冷Lツイン史上初の 100HP を実現した。エキゾーストラインが描く個性的なスタイリングが特徴で、ABS に加えて DTC も標準装備される。
イタリアのアパレルブランド「ディーゼル」とコラボレーションしたメーカーカスタムモデル。モンスター1100 EVO をベースに、ミリタリーテイストをモチーフとしたボディカラーをはじめ、専用のレザーシートなどが装備される。
モンスター誕生 20周年を記念した特別モデルが 696、796、1100 EVO それぞれに用意された。シャンパンゴールド色のフレーム、イタリアンレッドのタンクなど 1993年に登場した初代モンスターの意匠があしらわれた、まさに記念碑的なモデルだ。