スクランブラー1100
1079㏄空冷Lツインエンジンを専用開発されたフレームに搭載する、スクランブラーファミリーのトップカテゴリー。3種のライディングモードの他、コーナリングABSとDTC、フロントダブルディスクブレーキなど強大なエンジンパワーを受け止める装備を持つ。
2015年に登場したドゥカティ・スクランブラーは、空冷Lツインユニットを新開発トレリスフレームに搭載し、ロングストロークサスペンションと組み合わせることで乗車姿勢をアップライトにし、ドゥカティのおもしろさをより気軽に楽しめるよう開発された新ブランドだ。
このモデルは、ドゥカティが1960年代に販売していた「スクランブラー」をデザインモチーフにしている。街乗りやツーリングで走りを楽しむだけでなく、カスタムベースとするにも最適なネオクラシックでもある。
2018年のスクランブラー最大のトピックスは1079㏄空冷Lツインを搭載する「スクランブラー1100」がデビューしたことだ。これによって800㏄、400㏄と合わせて、スクランブラーファミリーは排気量別に3カテゴリーが揃い、1100シリーズは3モデル、800シリーズは7モデル、400は1モデルの計11モデルがラインナップされる。
また、800シリーズには「ストリートクラシック」と「マッハ2.0」が2018年モデルとして新たに追加された。
1079㏄空冷Lツインエンジンを専用開発されたフレームに搭載する、スクランブラーファミリーのトップカテゴリー。3種のライディングモードの他、コーナリングABSとDTC、フロントダブルディスクブレーキなど強大なエンジンパワーを受け止める装備を持つ。
クロームが美しいエキゾーストシステムとブラックアウトしたワイヤースポークホイール、ブラシ仕上げのスイングアームなど、各部の品質をさらに高めるとともにスクランブラーらしいフォルムを追求。低いハンドルバーや専用シートも装備する。
前後サスペンションをより高性能なオーリンズ製としてローハンドルバーをセットしたスポーツグレード。ブラックを基調にイエローをアクセントとして配したフロントフェンダーやタンク、専用シートを装備する。
ドゥカティ・スクランブラーのコンセプトをもっとも忠実に具現化した主軸モデル。フロント18インチ、リア17インチのホイールと高めに設定されたハンドルバーによって、街乗りもツーリングも乗りやすく、空冷Lツインのフィーリングを気軽に楽しめる。
2018年モデルとして新登場。燃料タンクカバーだけでなく各部をブラックアウトしたスタイルに加え、フロント18インチ、リア17インチのワイヤースポークホイールを装着。空冷Lツインエンジンはブラックヘッドとマット仕上げのフィンによって質感を高められている。
ハンドルをやや低めにセットしてスポーツ性を高めた、フラットトラックイメージのアメリカンなスクランブラー。ブラックボディの精悍な印象で、ショートタイプのフロントフェンダーやゼッケンプレートを装備。2018年モデルは車体色が変更された。
かつてのスクランブラーにもっとも近いイメージでデザインされたモデル。アップライトな幅広ハンドルバー、アルミ製フロントフェンダー、フロント18インチ、リア17インチのワイヤースポークホイールを装着し、未舗装路でのアドバンテージを持つ。
2018年に新登場したモデル。アメリカの著名なカスタムビルダー、ローランド・サンズとのコラボによってデザインされ、往年のスクランブラー「マッハ1 250」をモチーフとしている。ローハンドルバー、専用シート、ブラック仕様エキゾーストなどを装備する。
フロント19インチ、リア17インチのワイヤースポークホイールとブロックタイヤ、ロングストロークの倒立フォークとモノショックを装備することで、シリーズ中最も優れたオフロード走破性を持つモデル。2018年はカラー変更が行われ、ブラックが追加された。
セパレートハンドルやテルミニョーニ製サイレンサー、ラジアルマウントされるフロントブレーキキャリパー、ピレリ・ディアブロ ロッソ2など、走行性能を格段に引き上げる高性能パーツを装備。ストック状態でカフェレーサー風カスタムを楽しめる仕様だ。
399㏄空冷Lツインエンジンを搭載するため、普通二輪免許で乗れる唯一の現行ドゥカティ。スタイリングはアイコンをベースとしており、軽量コンパクトな車体とシンプルなパーツの構成によって、誰もが気軽にドゥカティを体験できるモデルに仕上がっている。