2009 MotoGPレポート 第12戦 インディアナポリス
- 掲載日/2009年09月02日【DUCATIサーキット情報局】
- 写真・協力/Moto GP.com
※このコンテンツはドルナ・スポーツ社およびMotoGPオフィシャルサイトからの素材提供により制作されました。
2009 MotoGP #12 INDIANAPOLIS(2009.08.30)
地元インディアナポリスで
ヘイデンが3位表彰台獲得!
前戦であるチェコGPより、体調不良のため欠場したストーナーに替わって、プラマックレーシングよりカリオを呼び寄せたドゥカティ。新体制での2戦目は、ヨーロッパからアメリカへと舞台を移したインディアナポリスGPとなる。開催場所となるインディアナポリス・モーター・スピードウェイはヘイデンにとってはホームとも呼べるサーキット。プラクティスでも2番手の好タイムをマークしており、表彰台も期待できるコンディションだ。序盤の苦戦がたたりランキング的には厳しい位置にいるヘイデンだが、ここ数戦のパフォーマンス向上はめざましい。
ドライコンディションの中はじまったMotoGPクラス決勝だったが、路面温度が上がりきらない状況のなか、波乱の展開を迎えることとなった。ポールポジションを獲得したペドロサが序盤で転倒し、トップを走るロレンソを追いかけるロッシも転倒。ポイントリーダーを争うライダーたちが自滅し、ロレンソが自分のペースでレースを引っ張る展開となった。その後方ではアンジェリス、ヘイデン、エドワーズ、ドヴィツィオーゾがセカンドグループを形成。激しいバトルが繰り返されるも、アンジェリスが一歩抜け出して2位を獲得。ヘイデンはドヴィツィオーゾに競り勝ち3位入賞を果たし、今シーズン初の表彰台となった。なお、チームメイトのカリオはワークス体制2戦目ながら8位にてゴールしている。ストーナーの代役としての出場はあと1戦で終了となるだけに、さらなるランクアップを期待したいところだ。次戦のサンマリノGPは再びヨーロッパに戻ることとなるが、インディアナポリスでの好調が維持されれば次こそヤマハ勢2トップとの熱い戦いが見られる可能性もある。残り5戦をドゥカティがどう戦うか注目していきたい。
RIDER’S VOICE
N・ヘイデン(Ducati Marlboro Team)
「表彰台はグレートだ。すごくハッピーだ。みんなも知っているように、今シーズンは難しい展開となっている。率直に、僕のキャリアで最もビックなチャレンジだけど、ついに、もう一度表彰台に登ることができた。」
「チームのみんなに、家族に、いつも応援してくれるファンに感謝しないと。」
「ドビツィオーソはずっと後ろに位置したから、苦しかった。それに、彼を抑え続けられるのか確かではなかった。終盤は、オール・オア・ナッシング。耐え抜くことができた。すごく嬉しい。」
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