2009 MotoGPレポート 第14戦 ポルトガル
- 掲載日/2009年10月07日【DUCATIサーキット情報局】
- 写真・協力/Moto GP.com
※このコンテンツはドルナ・スポーツ社およびMotoGPオフィシャルサイトからの素材提供により制作されました。
2009 MotoGP #14 PORTUGAL(2009.10.04)
復帰戦で2位表彰台を獲得
ストーナーがついに復活!
ついにポルトガルラウンドを迎えたMotoGPも、残すところ3戦。ヤマハ勢が圧倒する中で展開するシリーズもいよいよ終盤だ。快晴のエストリルサーキットに、世界中のドゥカティスティが待ち望んだエースライダー、ストーナーがついに復活した。体調は完全では無いとしたものの、体調不良時のレースよりもコンディションが良いとのコメントどおり、ウォームアップでは1番時計をマーク。予選でも好結果を残しており、フロントローからのスタートとなった。何かふっきれたかのような快走は、復帰戦での好成績を期待させてくれる。チームメイトのヘイデンは3列目9番手からのスタートとなった。
レース決勝は、残念ながらあっけない幕切れとなってしまった。ポールポジションを獲得したロレンソが圧倒的な速さを見せつけて独走し、序盤から後続を引き離して圧勝の態勢を築き上げそのままゴール。ストーナーも追撃するが絶好調のロレンソに追いつくことはできなかった。しかし、これが復帰戦となるストーナーはそのまま2位でチェッカーを受け、幸先の良い一日となったのも事実。すでにチャンピオンシップ獲得は出来ない状況ではあるが、今後に明るい希望を見出す走りをみせてくれた。ヘイデンは上位には食い込めなかったものの8位をキープし、着実にリザルトを積み重ねている。また、現在リーダーボードのトップを走るロッシが4位に入賞し、ポルトガルGP終了時点でヤマハのコンストラクターズチャンピオンが確定。残念ながらドゥカティはその栄誉に浴することができなかった。次回の開催はストーナーにとってはホームとなるオーストラリアGP。ぜひホームコースでの優勝という完全復活のシーンを期待したいところだ。
復帰第一戦で2位表彰台獲得という見事な復活劇を見せたストーナー。ホームグランドである次戦オーストラリアGPへの期待が高まる。
ヘイデンは残念ながら8位入賞に留まった。とは言え、序盤の苦戦から考えると大きな進歩。次はさらなるファイトを見たいところだ。
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