VIRGIN DUCATI | 2012 MotoGPレポート 第11戦 インディアナポリス DUCATIサーキット情報局

2012 MotoGPレポート 第11戦 インディアナポリス

  • 掲載日/2012年08月22日【DUCATIサーキット情報局】
  • 特別協力/Ducati Japan  プレスリリース/2012年08月20日
    MotoGPで活躍するドゥカティ・チーム。メーカー発信のレポートをフォトギャラリーでご紹介します。
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2012 MotoGP #11 Indianapolis(2012.08.19)

ロッシは7位、ヘイデンはチェコGPへの
参戦が微妙な状況

バレンティーノ・ロッシにとって、インディアナポリスでの週末は厳しいものとなった。予選およびレース共に、気温が涼しかったフリー走行のタイムまで上げることができず、終始第2グループでの走行を強いられた。スタート後わずか数週でグリップ不足が発生したものの、しぶとく走り切って7位でチェッカーを受けた。

チームメイトのニッキー・ヘイデンは、予選アタック中に転倒。これにより、頭部に強い衝撃を受け、右手第2および第3中手骨に軽度の骨折を負い、レース当日はガレージからロッシのパフォーマンスを見守ることになった。ヘイデンは、ケンタッキーの自宅に戻り、2日ほど様子を見て、今週末にブルノで開催されるチェコGPへ参加するかどうかを決定する。

RIDER’S VOICE

ドゥカティライダーの画像

バレンティーノ・ロッシ/7位

「山あり谷ありの週末だった。インディアナポリスでは昨年も苦戦を強いられたので、ある程度は覚悟していたが、この2日間で良い兆候も見えた。朝のフリー走行と今日のウォームアップでは、1分40.5秒前後で周回することができた。だが、レースでは、気温が上がったこともあって、スタート後数周でリアタイヤがスライドを始めてしまった。プッシュしようと思えば思うほどスライドしたので、ペースを落とさざるを得なかった。着実に第2グループについて行くことに作戦を切り替えたが、2度集団のトップに近づいた時には危うくクラッシュしそうになった。それからは確実にフィニッシュすることが目標になった。来週のブルノは僕の好きなサーキットであり、昨年も良い結果を残している。その後は、テストセッションが予定されている。今シーズンもあと7戦しか残っていないので、必ずマシンを熟成させて、終盤には良い結果を残したい」

ドゥカティライダーの画像

ニッキー・ヘイデン/DNS

「どのレースでも欠場は辛いが、特に地元GPだとその気持ちが何倍にもなる。昨日のクラッシュはかなりひどく、しばらく意識を失っていたようだ。今日こうしてレースを観戦できているだけでも、幸運だったと思いたい。身体的には大きな損傷はないものの、左手ではなく、右手の負傷というのは厳しい。無理をすれば乗れないことはなかったが、意識を失っていた時間が長かったので、ドクターストップがかかった。意識を失った際は、その後の経過が重要なので、医師の意見を尊重した。だが、外からレースを観ているのは良い気持ちはしないものだ。出場しても厳しい戦いを強いられただろうが、週末を通じて進歩していた実感があったし、自分でもかなりのペースで周回できていた。欠場を強いられると往々にしてこのように感じる。今後は回復に努めて、一刻も早いタイミングでレースに復帰したい」

ヴィットリアーノ・グアレスキ/ドゥカティ・モトGPチーム・チームマネージャー

「わずか数周しただけで、バレンティーノはかなりの苦戦を強いられることになった。彼も何とかしようと懸命のライディングを見せてくれたが、残念ながら問題を克服するには至らなかった。その時点で、7位完走して着実にポイントを獲る戦略に切り替えた。ブルノでは、これ以上の結果を目指したい。2~3日中にニッキーがブルノに参戦できるかどうかも判明するだろう。現在、右手の2カ所に軽度の骨折がある。さらに検査を受けて、ブルノに出場してよいのか、あるいはミザノに備えて回復に努めた方がよいのか判断する。いずれにしても、ブルノには2台体勢で参戦するつもりで準備する」

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