2014 MotoGPレポート 第5戦 フランス
- 掲載日/2014年05月22日【DUCATIサーキット情報局】
- 特別協力/Ducati Japan プレスリリース/2014年05月19日
MotoGPで活躍するドゥカティ・チーム。メーカー発信のレポートをフォトギャラリーでご紹介します。
2014 MotoGP #05 France(2014.05.18)
ル・マンで開催されたフランス GP で
ドヴィツィオーゾは8位、クラッチローは 11 位完走
2014 MotoGP 世界選手権の第5戦となるフランス GP は、5月18日にル・マンで開催された。Ducati チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとカル・クラッチローは、同 GP をそれぞれ8位と 11 位で完走した。
ドヴィツィオーゾは、3番グリッドからスタート、序盤3周はバトルの最中に首位に立つなど、エキサイティングなレースを見せて大いにファンを沸かせた。しかし、4周目からペースが落ち、その後の数周で9番手まで後退した。残り6周時点でアレイクス・エスパルガロ(ヤマハ)との一騎打ちを制し、8位でチェッカーを受けた。第5戦終了時点で、ドヴィツィオーゾはライダーズランキング4位を維持している。
チームメイトのクラッチローは、予選 12 位。レース序盤に順位を落としたが、粘り強く走り続けて 11 位でフィニッシュした。クラッチローは、これで今季2度目の完走となった。
RIDER’S VOICE
アンドレア・ドヴィツィオーゾ/8位
「少なくとも全力で頑張った。素晴らしいスタートが切れたから、どうにか集団から抜けようとしたが、数周走ると上位陣と互角にやり合うことができないと悟った。とにかく残念でならない。とはいえ、現時点ではトップとはまだ大きな差がある。歯を食いしばって走っても、まだ戦略を講じたり、レース途中でプッシュしたりすることができない。予選では3番手タイムを記録したが、レースは厳しいとわかっていた。気持ちを切り替えて、地元イベントのムジェロに集中する。良い結果が出せるよう、ムジェロも全力でアプローチする」
カル・クラッチロー/11位
「今日は完走が最優先だった。僕自身にとっては、完走することで 2014年シーズンの展開が見えてくると思ったからだ。スタートは非常に良く、マシンフィールも素晴らしかったが、オープニングラップでエルナンデス(Ducati)に激しくヒットされた。もっともあれはアクシデントであって、故意ではないとわかっている。自分でも複数のミスを犯した。ただし、現状では僕らにはこれ以上は望めそうもない。結果はまだついてこないが、戦闘力アップを目指してハードワークを続けているチームとスタッフに感謝したい」
ルイジ・ダッリーニャ/ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャー
「昨日の予選でドヴィツィオーゾが3位に入り、今日もスタートを決めて序盤をリードしてくれた。これは明らかに良い兆候だ。現状の課題は、レース中盤をいかに戦うか。今日のレースでは、やるべき仕事が山積していることが確認された。次の戦いは、Ducati の地元イベントとなるムジェロだ。ファンに良いリザルトをプレゼントできるようこれまで以上にハードに戦う」
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