【ガールズライダー】SAYAKA / DUCATI ST4
- 掲載日/2012年03月22日【トピックス】
- 写真・文/HIRO(有森弘忠)
SAYAKA / DUCATI ST4 小柄な彼女と、200キロのダーリン
待ち合わせ場所に立っていた彼女は、見るからに背が低く、隣に並ぶバイクがかなり大きく見えるほどだった。失礼ながら身長を尋ねてみると、ジャスト150cm。そんな小柄な体格で1000cc、車重200kgを越えるバイクに乗っているなんてと始めは驚いた。が、撮影スポットまでの走りを見ていると、それは一瞬で消え去ることになる。
いかにも女性らしい丁寧なバイクの取り周しと、安定したアクセルワークは荒々しく乗る男性とは違い、綺麗なラインを描くライディング。それはひと言で「人馬一体」の様相を呈していた。
今回紹介するイタリアを代表するバイクメーカー「ドゥカティ」のST4を操るサヤカさんは、驚くことにバイク歴がこのバイクで2台目。以前は国産アメリカンに乗っていたそうだが、たまたま見かけたST4に一目惚れしたとのこと。そして、気付けばすぐ購入していたというなんとも行動派な彼女は、「バイクに乗っていることが何よりも楽しくて、全てを忘れさせてくれる」と楽しそうに話してくれた。
このドゥカティST4はツーリングモデルに属し、乗り心地も快適。なるほど、休みの日ともなれば県外まであっという間に走ってることもあるという話も頷ける。
通勤に趣味にと、幅広い用途で愛車を乗りこなすサヤカさん。今後はもっと遠くへ、もっとライトにバイクと付き合っていきたいそうだ。そして彼女のポリシーは、「笑顔を絶やさず、どこまでもまっしぐら」。きっとその言葉の通り、人生もバイクも、この笑顔でずっと走り続けていくことだろう。
小柄な彼女ならではのカスタムは女性ライダー必見。
もともとブレンボが付く制動力は申し分ないポテンシャルだが、逆に効きが良すぎると立ちゴケしやすい為、パッドは交換時に予め効き過ぎないように調整してから装着するそう。
ショートタイプなので走行時も停車時も楽に前方確認出来る。
純正はセパハンだが、腕の長さが足りない為バーハンドルタイプに変更。
純正サスペンションを限界までローダウンして足つきを良くしている。社外品はハードな乗り心地になるので発進/停車時にバランスを崩し易いのだとか。
初めてバイクに乗り出したときから使っている愛用のグローブは4年選手。
ミリタリーバッグはフィット感/使い勝手共に最高で、バイクに乗るときの必需品。
アヴィレックスのジャケットは女性らしいラインをさり気なく出してくれるのでお気に入りだと言う。
「女性はヒップが一番の魅力」と語る彼女の、お気に入りのデニム。
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