【海外試乗速報】ディアベル(2015)メディア向け発表会
- 掲載日/2014年04月25日【トピックス】
- 取材協力/Ducati Japan 写真/Ducati、和歌山 利宏 文/和歌山 利宏
試乗会前日の夕刻、総勢 30 名のジャーナリストは、F1 コース上にあるモンテカルロカジノに隣接する施設で行われるプレゼンテーションに出席するため、ホテルからモナコ市内をディアベルで移動。ディアベルは、モナコの街中に溶け込んでいた。
第二世代へと進化したテスタストレッタ11°DS を搭載し
扱いやすさも力強さも高次元化された新ディアベル
ドゥカティ初のクルーザーとして3年前に登場したディアベルが、スタイリングも新たにモデルチェンジを受け、モナコで試乗会が行われました。セレブが住み、高級保養地としても、また 四輪の F1 コースとしても有名なモナコですが、そこにディアベルがすんなり溶け込んでしまうことが印象的でした。フェラーリなどの高級車が走る環境においても、しっかり存在感が放たれているのです。
そればかりか、世界中のどこにでもありそうな混雑した市街地にディアベルは順応。エンジンマナーの良さがマシンそのものの扱いやすさにも貢献しているようで、従来型同様の足つき性の良さもあって、ストレスなく走りを楽しむことができます。
また、モナコは海岸線に切り立つように山間部が広がり、クルーザーにとっては難所とも言えるタイトで荒れた峠道が走っており、そんなところもディアベルは快走。従来型よりも、寛容さとスポーティさを増している新型ディアベルだったのです。
フォトTOPICS(写真点数/17枚)
01リラックスした雰囲気の中、技術解説から明日の試乗についての説明が行われる。
02宿泊ホテルからの風景。海岸線に沿って山間部が切り立っている。ホテルの庭にはディアベルの試乗車が並べられ、大きい DUCATI 文字のディスプレイが置かれるなど、ディアベルワールドが展開されていた。
03車体のディメンジョンは、従来型から引き継がれている。しかし、外装パーツの変更によって、スタイリングは見るからに斬新になった。また、上級仕様のディアベル・カーボンの車重は、2kg 軽量化されて 205kg となった。
04モナコからさほど遠くないワインディングロードは非常にタイト。特に右側通行における右コーナーでは、Uターンに近いほど大きくステアリングを切ってのターンとなり、スキルが要求される。が、新しいディアベルは柔軟に走りきる。
05コーナリングのおもしろさは、多くのクルーザーとは一線を画し、まさしくドゥカティそのものである。
06車体のディメンジョンは、従来型から引き継がれている。しかし、外装パーツの変更によって、スタイリングは見るからに斬新になった。また、上級仕様のディアベル・カーボンの車重は、2kg 軽量化されて 205kg となった。
07丸型に近かったヘッドライトは、新型では異形五角形のフル LED となった。形状の自由度が高い LED ならではのデザインだ。
08メーターバイザー風のスクリーンが目新しい。空力の面でも優れている。
09ラジエターカバー、サイドパネルはデザインが刷新され、上級仕様のディアベル・カーボンでは、カーボン製が奢られる。
10シートやシートカウルの形状も新しくなった。ライダー部が延長されて、体重移動の自由度が高められている。
11サイレンサーはスラッシュカットのデザイン処理がされる。短く、マスが集中したイメージだ。エンジンは、ツインプラグ化されたテスタストレッタ11°DS が搭載されている。
12計器盤の基本デザインは変わらないが、燃料計など、表示内容により実用的な改良が加えられている。
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