ドゥカティ用高性能パーツを開発している「アエラ」が、ドゥカティ主催のカスタムコンテスト「Custom Rumble 2nd Edition」にスクランブラーを出品
- 掲載日/2018年02月08日【トピックス】
- 取材協力・写真/カスノモーターサイクル 文/山下 剛
京都の伝統技を駆使した
スクランブラーカスタム
「アエランブラー」と名付けられたこのカスタムマシンは、スクランブラー・アイコンをベースとして製作されたマシン。一見して目を引く一体成型のカウルには真鍮箔が箔押しされ、独特の艶と輝きを放っている。もちろんこれは日本独自の工芸で、京都の伝統技だ。
「この一風変わったデザインは、機能云々ではなく“世界の耳目を集める”ことを追い求め辿り着いた姿」
アエラはこのマシンの造形についてブログでそう解説している。真鍮箔の表面は塗装では表現できない無数のしわがあり、これらが唯一無二の存在感を強調する。あえて純金を使わず真鍮としたのは、光の反射が抑えられて派手すぎない輝きを求めたからだという。
シャシーにも手抜かりはなく、ニッケルメッキされたトレリスフレーム、バフがけされたクランクケース、アエラならではの切削アルミによるトップブリッジやタイミングチェーンカバー、フルチタンエキゾーストなどが組み合わされる。
さらに空冷Lツインエンジンにはキャブレター(ケーヒンFCR39)がセットされている。こちらは目下のところセッティングの真っ最中で、春のシーズン開幕には実走行する姿を見られる予定だという。
「Custom Rumble 2nd Edition」には世界中から120台以上がエントリー中。コンテストは世界中のファンの投票によって行われ、3月20日まで投票を受付中。日本の美を表現した「アエランブラー」にぜひ投票しよう!
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