ムルティストラーダ1200
デュアルスパーク化、フロントカウル周辺のフェイスリフト、標準装備される ABS と DTC の進化をはじめとして、コンセプトはそのままに正常進化と熟成を遂げたベースモデル。アドベンチャーツアラーとして他を圧倒する実力を持っている。
2009年のミラノショーで発表された2代目ムルティストラーダは、新世代水冷Lツインエンジン「テスタストレッタ11°」とリモコンキーシステムを初搭載したドゥカティでもある。RbW(ライド・バイ・ワイヤ)によるエンジンコントロールは「SPORT」「TOURING」「URBAN」「ENDURO」と4種の走行モードを持ち、エンジン出力特性、ABS、DTC の効力を同時に切り替える機能を搭載している。さらにSグレードには電子制御サスペンションシステム DES(ドゥカティ・エレクトロニック・サスペンション)が装備され、快適な長距離ツーリングを実現するアドベンチャーツアラーとして登場した。
2013年、ムルティストラーダは早くも刷新され、路面状況に応じて瞬時に減衰力を最適な設定へと変更するセミアクティブサスペンション DSS(ドゥカティ・スカイフック・サスペンション)を装備した(Sバージョンのみ)。また、テスタストレッタ11°エンジンはデュアルスパーク化、燃焼効率を高められて燃費向上かつ安定した出力特性へと熟成されている。その他、ヘッドライト周辺のデザインも改良し、空力抵抗と安全性をさらに高めた。
デュアルスパーク化、フロントカウル周辺のフェイスリフト、標準装備される ABS と DTC の進化をはじめとして、コンセプトはそのままに正常進化と熟成を遂げたベースモデル。アドベンチャーツアラーとして他を圧倒する実力を持っている。
スカイフックサスペンションのほか、グリップヒーター、58リットルの大容量パニアケース、センタースタンドなど、ツーリングに便利なパーツやアクセサリーを標準装備。納車されてそのままの状態でも長距離ツーリングに旅立てる高性能ツアラーだ。
2013年登場のニューバージョン。Sツーリングをベースとし、大型化されたウィンドスクリーン、トップケース、専用シート、LED サブライト、エンジンガードなどを装備。快適性能を大きく向上させ、さらにダイナミックでアクティブなツーリングを実現する。
ツーリングモデルながらも高いスポーツ性能を持ち合わせるムルティストラーダの優位性をアピールしたバージョンで、カーボンプロテクターを各所に装備するほか、テルミニョーニ製カーボンサイレンサーが付属する。ボディカラーは専用デザインだ。